2003年 7月号

今年の夏も北海道!@F650GSフリーダム編ツーリング (2003年6月28日〜7月18日)

1日目 御殿場〜秦野〜厚木〜東京 (6/28)
今回の御殿場での仕事も終了し、次は信州での仕事となった。と言う事は引っ越しである。
だた引っ越して、新しい職場に移るというのはかなりストレスが溜まるのだ。
しかもこちらはただの派遣・契約社員である。着いた翌日から本格仕事となる。やってらんねぇ!
何回もやっている事で、今回もそれを実行する事とした。それは口実創って北海道に逃避だ。
今回も、山形酒田に居た時と同じ口実をもって、北海道に向かう事にした。
しかも今回はバイクは新しくなったばかりのBMW・F650GS。愛称光牙F03フリーダムを北海道で走らせて
やらねば。拙者自身が行きたいし、山登りたいし、温泉入りたいし、色んな人と落ち合いたいし。

引っ越し準備を済ませて、派遣会社の担当者に荷物を引き渡し終えたのは、11時前だった。
そして虎の子のイリジウムプラグを導入し、荷物を満載させる。・・・その際に、サイドスタンドの起こし方が足り
なくて倒してしまった。倒れる瞬間に支えようとしたが、右手親指も怪我した。あうあう!
何とか荷物を積み込んで、新プラグのテストもせずに東京に向かってGo!
新プラグの調子は良好だった。低速域でのトルク感がUpしている。

大井松田インター付近から、神奈川の県道に入る。バイク仲間の博さんから教えてもらった裏道だ。
秦野まではこの道がR246より早いらしい。今回使わなければ今後使う事も無い気がした。
確かに快調な走りが出来る。もう少し早く走る車がいればいいのに、トロクサイ車が多い。
そんな状況でも、御殿場から秦野まで僅か40分で着いた。R246だけで来ると1時間は超える。
秦野からまた裏を使って伊勢原に。そして大渋滞を引き起こしているR246に戻った。
・・・厚木に入る直前まで渋滞は続いた。そして暫くは快調に進んだが、川崎から先が渋滞と道路情報盤に
出ていたので、途中から県道を使って北上をはじめた。
これが大失敗だった!何処を通っても渋滞の連続。これならまだR246のほうが車道が広いのですり抜けも出
来そうだったし、高速を使う技も出来る。しかし、変な県道に入ってしまった為、高速技を使うこともあたわず、
東京都内に入るまで渋滞に泣いた。
実家の高円寺に着いたのは、御殿場を出てから5時間過ぎてからだった。
厚木まで1時間ちょっと。50kmの距離を4時間掛かっている。異常だ!
なんとか奪還屋と種に間に合ったから良いようなものの・・・

夜になってネット上で見つけた最新ニュース。「東日本フェリー会社更生法申請へ」
言う文字だった。良い船使っていて、北海道と内地を結んでいた東日本フェリーがつぶれると言うことだ。
関連会社もまとめて更生法の申請との事。せっかくYH会員に入りなおして、北海道・九州に行くのにYH会員の
割引をフルに使ってやろうと画策していた矢先これだ。
フェリーの運航は継続すると言うことだが、こうなったらすぐに切り捨てられて行くぞ。
仙台〜苫小牧航路・三厩〜福島航路・岩内〜直江津航路など、捨てられた航路はいくらも在る。


2日目 東京停滞(6/29)
本日はバイクのメンテの日。これから長距離を行くので、オイル交換は必須だし洗車もする。
そしてワックスを掛けて汚れにくくしなければならない。
朝早くからやろうと思っていたのに、いつものサボり癖で、昼近くになってから行動開始。
フリーダムのオイル交換はこれが初めてなので、ばらすにも時間が掛かる。
この作業で、エンジン下部にあるオイルドレンボルトが硬すぎて全く外れなかった。
仕方ないので、手抜きなオイル交換だけする。(泣)そして洗車。ワックスはクリンビューのイオンコートを初めて
使ってみた。今まで「ワックスなんてどれもあんまり変わんねーよ」と言っていたが、これから暫くは洗車も
出来ないので効果長持ちを謳っていて、価格も余り差が無い物を使いたくなった。おかげでピカピカ!
ついでにメットにも塗ったくって、白いメットも艶々!

そしてディーラーの福田モータースに出向いて、オイルフィルターを買ってくる。
その際に、「オイルドレンボルトが硬すぎて外れない」と文句言ったら、緩めてくれた。締めるのは自分で締
めさせてくれたから、次回からは自分で緩められる。これは北海道内ツーリング中にやる事になりそうだ。
しかも次回はオイルフィルター交換付きで。(爆)


3日目 東京〜大洗〜(フェリーばるな)(6/30)
乗るフェリーは大洗発と言えども夕方18:30発である。東京を昼過ぎに出ても十分余裕で間にある時間だ。
と言う訳で、昼過ぎまで実家でバイクのワックスがけをやったり、持って行く荷物の再整理などをしながらノンビ
リする。余りにノンビリしすぎて、新しく買ってこようと思っていたツーリングネットとレーダーを買うのを忘れた。
まあ、これらは道中で買えば何とかなるし、北海道上陸初日は札幌に行くだけなので、その時に買えばいい。

昼12時半には出ようと思っていたのだが、弟と新しくなった携帯で遊んでいたら、気が付けばもう2時になろうと
していた。荷物を速攻で積み込んで、14時ちょうどにフリーダムの発進である。
いつもなら、首都高新宿線を幡ヶ谷から乗るところだが、毎度毎度環状線で大渋滞なので、今回は東京外環を
走る事にした。実家の高円寺から外環のある練馬区大泉までは7km程の距離があるが、通行料金400円なの
で、首都高を走るより300円もお得。しかも滅多に渋滞しないのがいい事だ。
今回は環七から目白通り経由で外環に入る。全く渋滞していなかったのが奇跡だ。
そして外環に入るとやっぱり空いていた。ガラガラと言う程ではないが、かなり快適な状況。
時間が掛かったような気もしたが、実際は30分も走っていなかった。三郷ジャンクションから常磐道に乗る。

常磐道も滅茶苦茶空いていた。燃費向上の為に飛ばさない様に、エンジンの回転数を上げない様にして走る。
常磐道は余り走っていないので、北関東道の分岐にほど近い、友部SAまでかなり走った気がしたが、実際は
そんなに時間は掛かっていなかった。東京〜御殿場間を走ったほうが遠いし、時間も掛かっている。

友部SAで休憩をして、一路水戸大洗ICに。距離が短いので直ぐ着いた。
何回か来ているから良い様なものの、知らない人が来たらインターを降りた時点で道に迷うこと請け合いだ。
どうしてこの辺りにはフェリーターミナルへの標識や、案内板が無いのだ?全く理解に苦しむ!
何回か来ていても、”大洗港”と書かれた方向は突然消えるし、よけな物ばかりだ。
何故か、大洗に着く直前から急に肌寒くなってきていた。

大洗フェリーターミナルに着くと、結構バイクもいた。チャリダーも一人居た。そして・・・自衛隊もいた・・・
数年前に小樽から乗った新日本海フェリーも、自衛隊だらけで窮屈だったが、今回もその状況が起きると言う
訳か。あうあぅ!今回のフェリーはばるなだ。東日本フェリー最後の新型船
直ぐに乗船手続きを済ませて、フェリー内の飲食用の買いだしに出る。フェリーターミナルの近くにはファミマと
ミニストップはあったが、余り良くない。他にまともなスーパーは無いかと探したら、もっと良い物見っけ!
セイコーマートだ!さすが大洗だ!北海道からのフェリーだけが入港するところだけある!
ショボイ大洗市街地に輝いて見えちまったぜ。セイコーマート!最大の問題は、やっぱりカツゲンとサッポロク
ラシックは置いてなかった事かな。それと、荷物の奥にあるクラブカードが取り出せないので、割引が受けられ
ないということだ。まあ、明日の昼には北海道なので、カツゲンとクラシックは勘弁してやろう。
北海道に着けばいくらでも飲めるしな。金がある限り。
と言う訳で、今回はクラシックの代わりに黒エビスである。ホント美味いんだ黒エビス。

セイコーマートを出ると、ドス黒い雲が広がっていた。あからさまに、”雨が降るぞぉー!”と絶叫している雲だ。
しかも、時折ゴロゴロと言う音もするし。フェリーターミナルに着くと、バイクは乗船開始ですと案内が入った。
雨が降りそうと言うせいなのかもしれない。まあ、ありがたいこってす。
それでも、トレーラーの牽引が何台も出るので、その度に待たされる。待つ時間が立つにつれ、稲光も良く見え
るし、雷音もフェリーのエンジン音・バイクのエンジン音よりも良く聞こえる様になった。
何とか短時間で乗り込めて、雨の被害は無かった。
荷物を持って船室に上がると、外は大粒の土砂降りだった。間一髪と言う状況である。

指定された部屋は窓も無く、テレビも無く、混んで狭かったので、出向直前にガラ空きの部屋に移動した。
この部屋も窓が無い。テレビも無い。でもガラ空きなので、一人の空間が広い。
窓のある2等和室は、自衛隊ご一行様に取られていた。しかもテレビ付きの方も。
・・・ど〜でもいいけど、この北朝鮮の行動が不穏当な時期に、窓のある部屋で自衛隊員がノンビリしていいの
か?ここぞとばかりに工作船が狙い撃ちしに来るぞ。と言う訳で、テレビ付いて窓のある2等和室は我々に明け
渡すべきだと進言いたします。幕僚長殿。ついでに一般市民より、有事と言う言葉に疎そうに思えた。

今回乗った”ばるな”。いつの間にか東日本フェリーから商船三井フェリーに船籍が変わっていた。
と言う事は、東日本フェリーが大洗航路に持っているフェリーは”へすていあ”1隻になってしまったということだ。
ますます東日本フェリーが大洗航路から徹底する日は近づいている気がする。


4日目 苫小牧〜札幌(7/1)
到着は昼過ぎなので、何度も風呂に入る。甲板に出て拳法の修行をする。2ヶ月ほど修行をサボっていたから、
鈍っている事。元の1/3まで何とか調子を戻せた。
後はノンビリ到着まで過ごすだけだ。

苫小牧到着後、やはり自衛隊のせいで下船が大幅に遅れる。その分のんびりと積み直しが出来るので、まあ
良いとしようか。自衛隊が出てしまうと乗用車の下船になったが、あまり台数が乗ってなかったらしくて、バイク
の下船はかなり早かった。久しぶりの北海道の大地!苫小牧港!あまり天候は芳しくないのが良くない。
今日は札幌の友人宅に転がり込むだけの予定だし、行きたい所は特に無い。
まあ、キャンプ用品などの補充があるので、札幌秀岳荘に行く以外の用事が無かった。
そのまま札幌に向かって突っ走っても良かったが、なんとなく支笏湖を見たくなったので、給油をしてから行く事
にした。苫小牧ならガソリンも安いだろうと思っていたが、実際はそんな事は無かった。東京と変わらない。
しかし、ぱっと目に付いたセルフスタンドはレギュラーが89.80円、ハイオクが99.80円だった。
迷わず此処でハイオクを給油する。給油した後苫小牧市内のセルフスタンドを見たが、レギュラー95円以下は
存在しなかった。いあやー安いって本当にいい事ですね。

苫小牧から支笏湖に抜ける国道を走る。珍しく取り締まりがいなかった。いつもなら高速の橋げたの所に張って
居るのに。取り締まりは居ない事が望ましいのでとても良い事だ。
支笏湖に抜けるまでの間に霧雨っぽい状況になる。しかも寒い!支笏湖近くにあった気温計の表示は13度
だった!何だこの寒さは!幾らなんでも気温が低すぎる。

支笏湖をそのまま通り抜けてR453で札幌へ。名も無き峠道で飛ばせると最高に面白いのだが、今日に限って
大型バスが邪魔でスピードが出せない。フラストレーションが募りつつ札幌に着いた。
友人との待ち合わせ時間は決まって居ないが、仕事を考えると夕方6時半以降になろう。
それまで秀岳荘に入り浸っている様にしてもいい。つー事で秀岳荘でお買い物。
2時間ほど時間をつぶしたら飽きたので、友人宅前に勝手にバイクだけ置いて、またぶらりと。

夜7時過ぎに友人と連絡を取り合い、南郷7丁目で飲む事になった。本当なら南2条まで出て魚や一丁で飲み
食いしたかったのだが。もう一人の友人も遅れてきて、3人で談話。
同じ会社にいたのに、みんな辞めてしまったので、こういう機会が無いと顔を合わせる事も無い。


5日目 札幌〜石狩〜増毛〜留萌〜稚内(7/2)
二日酔いで頭が痛くて起きた。こんな状況でバイク乗って大丈夫か?
友人と早くはない朝食を食べて、9時過ぎに出た。とりあえず目指すはヨドバシカメラ・シティバンクなどである。
・・・東京にも在るだろと言われそうだが、行ってる暇が無かった。あの大渋滞が無けりゃ行けたのに。
銀行で金を下ろし、ヨドバシに突撃。レーダーが欲しかったのだけど、取り扱って無かった。
札幌での購入は先延ばしにして、何処かのカー用品店で買うことにする。
そう決まれば、向かう先は稚内方面。石狩から増毛留萌経由で行く事にした。一番取り締まりが少ないし。

浜益で昼食を買った以外は、全く休まずに増毛まで来た。まあ見るところも無いし。
増毛に来たらやる事は一つ。国稀!造り酒屋の国稀!利き酒!良い酒!
・・・二日酔いだったはずなのだが・・・まあ、日本酒は体にいいので気にしない。
何種類か効き酒をして、安くて良さげな物を2本選ぶ。一番美味しいと思った物は、5合で3000円もするし。
買った日本酒の内、一本は麦にお土産で持っていく物である。これは当然安い方。安いと言ってもそこら辺の
安物の倍以上する。

増毛から留萌に出てレーダーを買い求める。ホーマックでも、イエローハットでも、何処でも良かった。
と言う訳で、一番手前にあったイエローハットに入る。・・・すぐ隣は辛い過去の店が在ったりするが、気にしない
でおく。で、目当てのレーダー探知機はとにかく安くてソーラー方式限定で選ぶしかない。
その目にかなう代物は、1つだけ在った。5000円は切らなかったが、まあ良いとしよう。これで万全!

留萌を出て海岸線を北上する。苫前町に入ってすぐにそれは起きた・・・
快適に加速して街中に入ったら、左手にそいつは居た!気が付いてブレーキを掛けた!・・・
そのパトカーはしっかりパッシングしてきやがった!速度違反になっちまったー!
レーダー探知機は、ブレーキを掛けた辺りから反応し始めたが、そんなの遅すぎる!
一瞬逃げようかとも思ったが、ナンバーを隠している訳でも無いので、逃げ遂せない。なんと言っても荷物ドカ
積みで限度がある。潔くすぐ止まる事にした。それにしても、レーダー取り付けてから僅か20分後の出来事。
あまりにも馬鹿馬鹿しい結末だ。何の為にレーダー探知機付けたか判らなくなる。
あまりにガックリ来てしまったが、フラフラとパトカー内に拉致された。
「レーダー探知機付けてたの?だめだよ。探知機過信しちゃあ。速度出てたら反応しても間に合わない
しさ。安全運転しなくちゃ。」
「あと2km/h越えていたら免停だったからね。50キロの所を28キロオーバーだから。」
「町に入った所で50km/h制限になっているんだから、速度落とさないと危ないでしょう?」
・・・危ないのは貴様らだ・・・特に頭の中がな・・・どうして、街中に入る前まで黄色車線ではみ出し追い越し禁
止なのに、街中に入った途端に白破線に変わる!?しかもそこから制限速度50km/hだと!?
どう考えたって取り締まりをする為にやっているようにしか思えない!
卑劣極まりない也!北海道警!!バイクで捕まったのはこれが初めてだ。
もう笑っているしかなかった・・・自分でも頭がオカシクなったと思う位、ヘラヘラ笑っていた。
あまりといえば、あまりの出来事。しかも突然に起きる惨事。で、反則金15000円・点数3点にされた。
楽しいはずの旅が、一瞬にして真っ暗になった・・・
で、そのパトカーは次の獲物を待ち構えるべく、元の位置に戻っていった。
もう、その馬鹿馬鹿しい惨事をメールしまくる。こうやって憂さ晴らしをしたかったのかもしれない。

一通り気が済んでから、再び稚内を目指す。つまらない事で時間を食ったもんだ。
余り休みたい気も起きなかったので、羽幌を通過して道の駅富士見まで休憩なし。
遠別で高いレギュラーガソリンを給油して、サロベツ原野の海側を突っ走る事にした。
市街地を抜けると広大なサロベツ原野・・・と思いきや、最初に飛び込んできたのは巨大な風力発電の風車群
だったりする。一つや二つなら兎も角、此処まで盛大に並んでくれると威圧感がありすぎ。
陽が沈み掛けてきた日本海を左手に見ながら、大きく見える利尻島とサロベツを眺めつつ、出せる所は思いっ
きり出して突っ走った。此処でまた捕まったら馬鹿みたいだが、パトカーが隠れるところなんて何処にも無い。
面パトならありそうでも公務員なのだから、こんな時間はちょうど取り締まりなんてやってないはずだ。
そもそも、公務員の基本は遅れず休む働かずである。引き継ぎの前後と言ったら憩いの時間なので、警察は
仕事をあまりしていないはず。と言う事で、出せるだけ出してみた。・・・寒かった。やるんじゃなかったとちょっと
後悔。そのまま利尻を左手に見つつ、稚内まで快走。夕暮れも押し迫ると寒さの方が強かった。

稚内に入った頃はもう時期日没と言う状態だった。稚内森林公園にキャンプする事にする。
稚内ドームの所でキャンプする方が楽は楽なのだが、あそこは五月蝿めだし、礼文・利尻に渡る人が多くて、
気分良いとは言えない。たとえ、Air-H”が使えてもなんとなく乗らない。
でも、森林公園キャンプ場でもAir-H”が使えたので良かった。

・・・で、本日合流のはずだったのに、当人から全くメールが返ってこなかった・・・

6日目 稚内〜浜頓別〜音威子府〜美深〜雄武〜興部〜網走(7/3)
・・・やっぱりメールはおろか、本人も居なかった・・・・合流すべき人はいずこへ?・・・
合流する気が無いのなら、先にそうメールしてもらえれば良かったのに。そうしたら新千歳から韓国辺りに行く
飛行機の格安チケット取ったのに。まあこれで、合流すべき人との縁は完全に切れてしまったと言うことだ。

気を取り直して、宗谷岬へ。何度も行っているが、なんとなく寄ってみたくなった。
キャンプ場で隣に居たトホダーさんを市街地で追い越して、海岸線を進む。・・・めちゃくちゃ寒かった。
朝の稚内は日が照ってポカポカだったのに、僅か1時間半後にはこの寒さ。
霧が掛かってくるだけでかなり気温が変わる。震えながら宗谷岬に到着した。
まだ早い時間だと言うのに、団体バスツアー客の多い事。日本最北端の碑や間宮林蔵の像には人だかり。

稚内ドーム 宗谷岬最北端の碑前

人の波が途絶える事は無かったので、有る程度妥協して写真を撮る。
この近くに日本際北端のスタンドがあるので、高いのを承知で給油する。此処で給油すると記念品がもらえる
のだ。本当に大した物ではないが、記念には良い。中国に渡る船で渡された置物なんかよりずっと良い。
今度は海岸線沿いを南下する。とりあえず目指すは浜頓別なのだが、寒さが身に凍みて、さるふつの道の駅で
休憩せざるを得なかった。
そしてそれが運の尽き。此処で休んだら目の前に山となって積まれていたのが、”道の駅スタンプラリー帳”
だった。なんとなしに気軽にさるふつのスタンプを押してしまった。・・・こうなったら熱は高まるばかりだ。
という訳で、行動がこの辺りから一変する。何処に行くか迷って、廃線を辿る旅にするか温泉を辿る旅か考えて
いたが、とにかくスタンプラリーである。数をこなそう!・・・これをやり始めると本来の旅の目的が色あせるし、
毎年駅が増えるから避けていたんだよ・・・大体小学生レベルの物なのだよ、スタンプラリーなんて物は。
それでも、拙者は根が子供なので夢中になってしまう。去年の姫様も良い例だろう。

浜頓別のクッチャロ湖は白鳥もいなかったので素通り同然。次は中頓別・ピンネシリの道の駅。
此処は天北線の廃駅跡がキャンプ場になって、その後道の駅になったところ。その為にホームの一部が残され
ていたりするが、スタンプ第1主義で行動。その際に駅舎内で”砂金ようかん”なる物を発見。一箱だとかなり
高い。高々ようかんの癖に。ばら売りで100円位で無いかな〜と思っていたら、しっかり有るもんだ。
お験し価格なので、1つ買ってみた。ウソタンナイ砂金公園から砂金の名前を取っているのかと思いきや、原材
料名に”金粉”
と書かれているではないか。早速封を開けてみたが、金色になってない。一かじりしてみたが、
やはり金色っぽい物は見えない。3回位繰り返して疲れたので、一気に残りを食べてしまった。
だから本当に金粉が入っているのかは判らない・・・

中頓別の砂金ようかん

中頓別の次は誰がどう考えても、音威子府だ。という事は、駅の黒そばだ!あれを食べずしてなんと言おう!
音威子府の道の駅にも、音威子府そばの店が併設されていたが本日休業日。やはり駅に行かねばなるめぇ。
スタンプだけ押してバイクはそのままに駅に向かう。音威子府駅は列車が来ても来なくても乗降客が少ないの
で静かだ。でも、待合室にはそばだけ食べに来る人が何人かいた。拙者もそんな一人だ。
一番最初にこのそばを堪能したのは高校2年の夏休み。それから何度かは来ているが、駅舎は建て替わるし、
拙者自身はJRの旅から遠ざかってしまった。そして札幌を引き払って以来の音威子府参りである。
数年振りに食べたそばは相変わらず黒かった。これを普通のそばと認識している人はどれだけいるのだろう?
この時ふと思ったが、何故か新そばの時期に音威子府に来た事が無かった。新そばの時期の音威子府そばは
香りがもっと高いのであろう。その頃に食べたいものだ。

音威子府の黒そば

音威子府でそばを堪能し、美深の道の駅に寄ってから美幸線跡を走ってオホーツク海側に出る事にする。
なぜ美幸線跡かと言ったら、廃線を利用したトロッコ乗車体験が有ると新聞やニュースでもやっていたし、鉄道
ファンのサイトやヲタのサイトにもチョコチョコ出ている。それに昔来た所は今どうなっていたのか知りたかっただ
けでもある。
仁宇布に着く前に在った駐車休憩スペースの所に、トロッコの折り返し地点が側に存在していた。
それを横手に眺めてそのまま仁宇布に入る。過疎の仁宇布はあまり変わっていなかった。
仁宇布駅の所だけがちょっとだけ変わっていたが、それでも大きく変わっていた事は無い。少し整備されていた
だけだ。人気もあまりない。お客さんも老夫婦一組だけで、前途多難そうにも見える。
今回は一人出来ているから、乗ろうと思えば乗れるが、男一人で乗るとヲタ扱い、万一男二人で乗ったらホモ
ヲタ扱いされる事は必定。それ以前に家族連れだのカップルだの夫婦だので、乗っている最中に男だけで乗っ
たら自殺モノだ。一生立ち直れなくなってしまう。・・・夜景見物に男だけで行ったとき以来の精神攻撃である。
次回来るときは、鉄分含んでいる女性と来たいよ〜!鉄分ない女性と来たらやっぱヲタ扱いだし。

旧仁宇布駅のトロッコ王国 トロッコ王国の車両・・軌道自転車か?

兎も角眺めるだけ眺めると、ホームには投げられている581系が放置のまま。
てっきり整備してライダーハウスになるかと思っていたのに、残念な限り。寝台車はそのままライダーハウス化
できるのだから、活用して欲しいよ。切実な願い。

仁宇布から再びオホーツク海側へ抜けて、スタンプラリーの続き。雄武・興部・中湧別・サロマと突き進む。
本当は一気に突き進みたいところだが、この沿岸は廃線続きなので、どうしても寄ってしまう。
道の駅の殆どは、昔の駅跡に作られたものばかりだし。その見物に勤しまなくてはいけない。
気温もがんがん下がりまくっていくオホーツク海側。網走に向かって飛ばす。

中湧別の道の駅は旧中湧別駅。 去年同様網走湖の夕日・今回はテント一つ。

網走の宿泊地はいつもの網走湖呼人浦キャンプ場。いつも来るのだが・・・今年は一人で・・・
畔にテント張って夕日を眺めて・・・一人で・・・寂しい・・・


7日目 網走〜美幌〜弟子屈(7/4)
今日は麦に行って荷物を引き取り、パソコン講習会をしたらすぐに出る予定である。
なるだけ早く撤収を開始したら、8時前には撤収完了。だけど出たのは8時半を越えていた。

出る前に変わったおっちゃんに声を掛けられた。あまり人と関わりあいたくなかったのだが、ちょっと話をしてい
たら、麦の藤原さんと知りだった。カヌー業者をやっていて、何処よりも格安にやっているらしいが、藤原さんの
顔の広さには驚き。大きいのはお腹と声だけではなかったようだ。(肝っ玉は小さい)

美幌経由で弟子屈に侵入する事にする。小清水経由もあるのだが、美幌峠の道の駅に寄りたかったのだ。
今日も暖かいとはお世辞にも言えない気温で、肌寒い状態だった。それでも陽が出れば多少は暖かい。
美幌市街地にある安いセルフスタンドで、ハイオクガソリンを給油する。峠をの一気に走りぬけるにはハイオク
を入れておきたい。そして、いつもの美幌峠に向かう。最初は大人しめに走っておく。取り締まりが多いからだ。
しかし、全く取り締まりをやっていなかった。朝早いせいもあるのだろう。

峠に取りかかって、本領発揮!邪魔なトレーラー・ダンプ・トラック乗用車を全て追い越す!
荷物満載と言えども、ハイオクと650ccの威力、此処に発揮した。めっちゃくちゃ早え!
上り道では取り締まりをやっていないので、調子こいて140km/hまで上げる事は出来た。

美幌峠でスタンプを押して、写真を撮りメールしまくる。カメラ付きケータイはメールに画像添付できるのが良い。
軒並み好評な返事が返ってきたのは、うれしい限り。
そして再び麦に向かう。
途中いつも取り締まりをやっている地点を通過したが、まだ準備段階だった。
この時10時。取り締まりは10時過ぎから始まるもののようだ。そして一気に麦に入る。

美幌峠からの屈斜路湖・左手奥は斜里岳

去年からの友人や、宿主の藤原さんと話し込んで、麦にネットを引くための段取りと解説を済ませる。
そして荷物の整理をしてさっさと開陽台に行くつもりだった。・・・話し込んだりだらだらしていたら、
荷物の整理もしていないのに3時前。荷物の整理が終わって送り出しをする時には4時。だらだらと堕落した!
もう仕方ないので潔く泊まる事になってしまった。・・・あまり他人と関わりたくなかったのに・・・
助かったのは、知っている人がいたので、その人たちを中心にして済ませる事が出来た事か。


8日目 弟子屈〜中標津〜野付〜根室〜霧多布(7/5)
なるべく朝早く出ようと思っていたが、堕落しているのでそれは出来なかった。
朝食抜きにしたのは早く出る為だったのに、やはり朝食を食べなかった友人と話し込んでいたら何だかんだで
9時近くになっていた。起きたのは5時過ぎだったと言うのに。

出る前の麦にて。右は友人のシェルパ

本日の目的地は開陽台・野付半島・納沙布岬・霧多布である。本当に楽勝コース。
と言う訳で、取りあえずは開陽台へ。後続に道をあまり知らなさそうなバイクがついて来ていた。
白バイではないので気にせず走ったが。
開陽台に着くと絶好の良い天気!遠く国後も良く見える。知床連山も見える。地平線もくっきり!
この時期に此処まではっきり見えるとは珍しい。何処かガスっていて見えないものなのに。
此処でフォトメールしまくる。良い景色は内地の人に分けてあげたい。気温までは分けられないから。

開陽台にて 開陽台・展望台からの眺め

開陽台を下りて、中標津の町であるものを物色。
しかし、中標津のホームセンターで売っていると言われた”それ”は、既に取り扱いをしていなかった。
ちょっと高くても是非欲しかったのに。ネット通販で探すしかなさそうだ。
そして野付を目指す。標津の町に入って思い出した。中標津のすしロードまた行き損ねた事に!

野付半島に入ると、エゾカンゾウが満開で咲き誇っていた。一面緑と黄色のじゅうたん。
風も爽やかで気持ち良い。いつもならトドワラま出行くところだが、行き飽きていたのと、去年の美味しい思い出
が邪魔してトドワラに行く事は止めた。代わりに竜神崎まで行ってみる。
今まで竜神崎まで来た事が無かったので、これは初体験。でも花は減るし先は灯台だけ。
行っても面白味は無い上に、そこにいたのはマナーどころか常識も知らない高年カメラ夫婦の群れ!
一つの花を撮るのに周りの花を折るような蛮行!立ち入り禁止の柵の中にも入り込む愚かさ!
最近の年寄りは知性や恥を知らねえぇのかっ!!
きっちり怒鳴りつけると、何が悪いと言った態度。盗人ふてぶてしいにも程がある!
当人らに大声で、如何に悪事を働いているかを突きつけて、そんな事も知らずに無駄に生きているならさっさと
死んでしまえと言ったら、さすがに嫌な顔をして退去して行った。

遠く見えるは国後島ではなく、知床連山。 野付半島にて

全く最近の年寄り共はどうしようもない。あんなのが日本を造ってきたかと思うとこちらが恥ずかしい!
ああいう年寄り共からは年金の受給資格剥奪したほうが良かろう。それが崩壊した年金制度を立て直す一つ
の手段だ。
気を取り直して今度はエスカロップ目的で根室に。スタンプラリーも兼ねて道の駅へ。
此処ではエスカロップも出しているので、ここで充分。ちゃんと美味しいしね。
根室市街地で給油して、納沙布岬へ。此処はチャリで来た以来、来た覚えが無い。
思いっきり晴れているので、北方領土が丸ごと一望できた。ZZR1100で周っている人もいた。この人も拙者と
ほぼ同じルートで周っているらしい。まあ、これがバイクのゴールデンコースだから。

日本際東端・納沙布岬 露店で食べた鯨の焼き肉とあら汁。

海岸線沿いを一路霧多布へ。この辺りになるとガスってきて肌寒い。流石に霧多布付近って言うか、まだ落石
だったりする。交通量の殆ど無い快適な道をそこそこ飛ばして、霧多布キャンプ場に到着。
殆どテントは張られていなくて、殆ど車で来てバンガローに泊まっている様子。
買い出しを兼ねて市街地に戻ると、湿原祭りをやっているようなので、祭り会場に行って見たら大した事は無
かった。寂しい露店とカラオケ大会の準備だけ。それでも露店では生鯨肉を出していて、初めて焼き肉で鯨肉を
食べた。鯨ってこんなに美味しいのか!是非捕りたい・・・
夕飯の買い出しをして、霧多布に落ちる夕日を眺める。良い眺めだ。一人でいても悪くない。(強がり)

霧多布湿原に沈む夕日

夕日を眺めて温泉に入りに行った。ここでも夕焼けのラストに間に合った。温泉を出る直前に温泉の人に呼ばれ
何だと思ったら、「食べ物がカラスに荒らされていたので、こちらで預かっています。」
・・・おのれカラス!拙者の食事をよくも・・・調べたら肉と朝用のパンを奪われていた・・・
食べ物の恨みはでかいと思い知れ・・・
夜は納沙布岬で知り合ったZZR1100の人と酒を飲んだ。国内をバイクで旅する為に大学を休学するといった行
動もすばらしい。でも、大学休学して旅に出る人って大概海外出るヨネ。


9日目 霧多布〜厚岸〜釧路〜白糠〜本別〜足寄〜上士幌〜糠平(7/6)
バイクのキャンパーの皆さんは朝早くから出立した。
昨晩ちょっと遅めに来て、バンガローに一人で泊まっていた京都ナンバーのエストレヤの女性も、早く出て行っ
た。すぐそばに小さいテントを張っていたMR2の女性もいつの間にか消えていた。
本当にみんな早え!まだ6時過ぎたばっかりだぞ。気温も低いし周りはガスだらけで視界は低い。
それでもこの時間に出ていくという事は、時間がないのか?
拙者は時間が有りまくっているので、のんびりしていたら気が付いたら7時半を過ぎていた。
これはノンビリしすぎ。撤収を終わらせたらしっかり8時を回っていた。本当に遅すぎ。

海岸線沿いを厚岸に向かう。求めるべきは厚岸の牡蠣!ホタテ等など。そしてなんと言ってもスタンプだ!
昨日チラッとだけ参加した湿原祭り会場を見てそのまま通過し、ガスって見えていない展望台はもちろん通過。
そのまま厚岸に入ると町の至る所で祭りをやっていた。他の所と比べてもかなり大きい。山車もトラックを改造
した物の様だし。祭りの為か人通りは少なかった。
そして厚岸の道の駅へ。到着寸前に見たことある車だなあと、一緒に道の駅に入った車は霧多布キャンプ場で
小さいテントを張っていた女性のMR2だった。こんなところで追いつくとは。この人もスタンプラリー?
兎も角自分のスタンプを片付けて、海産物を物色・・・朝早くてまだ営業していなかった!(爆)
駅弁のかきめしも無いし、レストランのホタテカレーも駄目。此処に滞在する理由は無くなったので、釧路の六
花亭を目指す事にした。

いつもの44号線を通らずに途中から海岸線沿いに入ってみた。ツーリングマップルを見ながらだから出来る芸
当である。一々引っ張り出していたらめんどくさくて、そのまま44号線で釧路入りしていたと思う。
ともあれ、海岸線沿いに入ってみたが、道道142号線はあまり海岸線沿いに走っていなかった。ほとんど森の
中で遠くに海が見える程度。気がつけば坂の上から町が見える。釧路の町が近づいてきたなぁ・・・と思いきや、
即座に釧路の町に入ってしまった。どういうルート何だか。
知らない道から釧路六花亭春採店を目指す。なんとなく直感で、こっちに曲がれば当たりと進んでみたら大当
たり。六花亭沿いの坂の上に出られた。凄まじき直感能力。

六花亭はまだ開店直後と平日ということもあって喫茶室は疎ら。それでも窓際は全部埋まっていた。
今回は7月のピザと生チョコケーキにする。去年来た時は生チョコプリンを姫様と食べたが生チョコケーキって
有ったっけ?食べた覚えは無いが、メニューにあったかは記憶に無い。
7月のピザは去年も食べたが、生チョコケーキはお初。六花亭のケーキ・チョコはくどさが無く甘さが抑えられて
いるので好きだ。このケーキもご多分に漏れず美味しかった。
ついでに近頃できなかったネットをここで実行。ちょっと場に合わないと思ったけど・・・欲望には勝てなかった。

次なるは、白糠である。当然スタンプだが、もう一つこのぶた丼を食さねばならない。
豚丼といえば帯広ぱんちょうだが、ぱんちょうは元祖で昔からやっていて炭火焼ってだけで味は大した事が
無いと思っていた。帯広の地元人も同じような事を言っていたので、拙者の味覚は確実だ。
で、道の駅・しらぬか恋問に出現したこのぶた丼はボリュームが有ってしかも美味しいとの話を去年の内
に聞いていた。残念な事に、去年はここに寄る事は有っても食べる暇は無かったので、今回試す事になった。

道の駅・しらぬか恋問名物のこのぶた丼900円。

頼んで出てきた豚丼は確かにぎっしり。でもこれで900円は高いなぁと思って食べ続けているとびっくり。
ご飯の下にも豚肉が仕込まれていた。上だけでも結構量多めかなと思っていたのにこれはビックリだ。
全部食べた時は満腹中枢も壊れる程に満腹信号を出していたが・・・よく女の子がこれを食べきれるもんだよ。
去年食べたとメールくれた元女ヘルの智ちゃんに変なところで感心してしまった。

今度は糠平を目指すためにいくつかのルートがあるのでそれを選別。選考はどの道の駅を通るかに限られてい
た。市街地を通ると混むという事も有って、白糠市街地からR392にはいって旧白糠線沿いに走って本別に抜け
る事にした。
白糠をぬけて暫く走っていると、気温は上がって空は晴れてきた。曇っていたのではなくガスっていただけのよ
うだ。快適に走っていると所々見え隠れするのが白糠線の廃線跡。橋梁などはそのまま使えそうなほど綺麗だ。
美幸線のトロッコ王国みたいなのを作ったら良いんじゃないかと思う。若しくはサイクリングロード。
有効活用して欲しいもんだ。

本別に向かう途中、上茶路駅跡に寄る。車の免許とってそんなに経って居なかった頃、友人らと偶然見つけた
ここを訪れて、放置されていた軌道自転車で遊んだ事があった。今はどうなっているのか・・・
・・・かなり酷いもんだ。駅舎は取り壊され、駅名板は折れたり無くなっていたり。
草ボウボウでそこらかしこに、タラの木が生えている。タラの芽が大きくなっているので採る価値は無かったが。
・・・次回タラの芽狩りに来よう♪
軌道自転車も完全にさび付いて動かない状態だし、サドルやペダルも欠けている有様。数年で此処までになる
とは。友人らと一緒に撮った写真の面影はほとんど無かった。

昔乗った軌道自転車は残骸 上茶路駅のホームは廃墟。

白糠線北上を続け、旧北進駅があった二股集落に立ち寄る。当然駅跡探索が理由だったが、既に取り壊され
て跡形無かった。残しておけは拙者みたいな人間が何人も来るのにもったいない。

本別から道道を通って足寄湖に抜ける。道の駅でスタンプを押したらすぐに糠平へ。
糠平のキャンプ場は・・・結構人がいる。毎年少なめなのに不思議。
去年と同じ所にテントを設営する事ができたのは、ラッキーなのか?
明日は200名山のニペソツ山に登るつもりなので、上士幌の町で買い出しをしっかりやっておいた。
これで明日の準備は万全である。


9日目 糠平停滞(7/7)
ニペソツ登山を目指す日である。今まで2回登って修行にしかならなかったあまり良く無かった天気の日々。
今回は早朝から快晴である。

朝4時半に起きて5時から朝食と出発準備をした。結構この時間から動いている人が何人もいる。
特にRTの人なんかは、昨日遅くに来てからテントを張っていたのに、もう撤収し始めている。
他にも登山をしようとする人が何人か見受けられた。そして5時半に糠平キャンプ場を出る。
GSになって初めてのダートランがあるのだ。林道までは絶対に警察のいない国道をすっ飛ばす。
ニペソツ・石狩岳・岩間温泉に通ずる林道に入った・・・すぐに厳しさが見えてきた。
入林届出を書いてから杉沢出合を目指す。セロー・ジュベルXC・車と色んなので入っている林道だが、今回は
林道初挑戦のGSだ。困った事に、たかだか7kmの林道を走るのに疲れたのは初めてだ。
とにかくトルクに振り回される。ブレーキングに振り回される。浮き石に弱いのはタイヤのトレッドパターンのせい
だと判っちゃいるけど、立ち乗りで何とかコントロールするのが精一杯。
今までの様にリヤを意図的に滑らすなんて、もってのほかだ。トルクのせいで勝手に滑るので、コントロールが
利かない。良くコケなかったと、自分の技術レベルにあきれる。つーか、何度か走っているのが幸いしただけか。

杉沢出合の駐車場はかなり手前に変更されていた。今までの所までは車両進入禁止になっている。
駐車場にGSを置いてから登山準備を完全に済ませる。時に6時20分出発である。
本来の駐車場から沢を渡って、登りに掛かる。此処のルートは行きなり尾根に取り掛かるルートなので、いき
なりきつい上りから始まる。それでも富士山で足慣らしをしておいたお蔭で、ひょいひょい登れる。
背中は汗びっしょりになったのは至極普通である。
標高が上がって森林がハイマツに変わるに連れて、高山植物の花々が咲き乱れてきた。

途中のお花畑 ミツバチさんわはー

1時間ほど登ったら展望が開けた。遠く表大雪の旭岳連峰が見えた。近くに見えるは石狩岳だ。
そして西には通称おっぱい山と言われる、東西クマネシリもはっきり見える。すべての山が手近に見える。
更に40分ほど登って天狗の出合に出る。ここからはニペソツが間近に聳えているのが見える。
奥にはトムラウシ・十勝岳連峰だ。ここまではっきり見えるのは初めて。うれしい!

ニペソツ山 旭岳連峰・左手前が石狩岳連峰

長時間休憩後、再びニペ山頂を目指すべく行動開始。此処からが本当にきついのだ。
思いっきり下って、今居た所より遥かに高い所まで登り一辺倒。2度も登っているから良く判っている。
判っているから先に頭がヘコたれる。前回は2時間掛かったが、今回はどうだろう?
登っても登っても上に辿り着けない感じの登り。写真を撮りながら登っていたら、杉沢出合から丁度4時間後に
山頂に到着した。2013mのニペソツ山。ぐるりと360度大雪山系の山は旭岳連峰・トムラウシ・十勝岳連峰。
石狩岳連峰にウペペサンケ。遠くは日高山脈まで見える。すべて雲が掛かっていなかった。すっげぇ!
弁当食べるのに箸忘れたとか、そんな事はどうでも良いと思うくらいの展望だ。
本当に登り甲斐があったと言うものだ。

ニペ山頂から見たトムラウシ山 ニペ山頂から見た十勝岳連峰

下りは懸念していたとおりになった。登りで体力を消耗しすぎているのに、キッツい下り道で膝が痛い。
がれていたり、急な上りと下りの連続なので、下山のくせに疲れまくる。
2Lのペットボトルを持ってきていたのに、残り1/4まで来た所で飲み干してしまった。うーむ。
何とか2時50分に杉沢出合に戻ってこれた。下り道3時間40分だった。

駐車場に戻ると、三重ナンバーのジュベルXCが止まっていた。拙者が登り始めた頃は赤いセロー225が居た
だけだったのだが。下りですれ違った人間にジュベル使いが居たようだ。
さて、問題は此処から。林道の下りで浮き石だらけ。しかも登山で疲労している。
ちゃんと帰れるのかと思ったが、コケないだけマシと言う程度の状況だった。
ABSを切ってから走らないと、ダートでABSが効くと危険極まりなかった。実際ブレーキの効きが悪いし。
勝手にカウンター気味になるし。車重があるから振り回すのも一苦労。
やっぱりダートには250ccクラスが一番!つくづくそう思った。
えらく苦労した気分で林道を出てから三股山荘に向かう。アイスコーヒーが目当てで、林道で最大40しか出せ
なかった憂さ晴らしを兼ねて思いっきりすっ飛ばす。すっ飛ばしたらすぐ着いたが、本日は休みだった・・・

一旦キャンプ場に戻る事にした。まだ4時前なので、面倒な反則金の支払いを済ませようと、やっぱりすっ飛ば
してみる。とにかく限界速度を知りたかった。と言う訳で、回転数6500回転・最大速度150まで出してみた。
ハイオク仕様なのにレギュラーを入れているので、加速レスポンスが悪いが十分な結果だ。
これでハイオク入れてNジャマーキャンセラーを装備させれば、もっと良い感じになるだろう。

キャンプ場に帰ってきたら、殆ど人がいなかった。昨日までの方達は何処に消えたのだろう?


10日目 糠平停滞(糠平〜帯広往復)(7/8)
連続して山に登っても良かったが、それでは面白味が無くなって修行と化しそうだったので、本日は山は行か
ない。そんな日は大抵帯広の六花亭とか、六花亭とか。(笑)
スタンプラリーも兼ねて十勝平野に下る。

毎度の士幌にある道の駅でスタンプついでに去年姫様から教えて貰った限定ポテチを購入。
店内を物色したら、士幌高校生産のハム・ソーセージ・ベーコンなども有った。確か道立高校だったと思ったが、
こういう販売は良いのだろうか?まあ安くて美味しければ拙者個人的には良いのだが、余り安くは無かった。

今度はおとふけの道の駅。スタンプを押していたら後ろに何処かで見た可愛い女性。
どこで会ったのか考えながら外に出ると、京都ナンバーのエストレヤが止まっていた。霧多布キャンプ場で会っ
た人だ。先日は簡単な挨拶しか交わさなかったのに、此処での再会となると会話が弾む。彼女もスタンプラリー
に夢中らしい。
拙者が「明日は富良野方面に行く予定です。」というと、彼女の方も「私も明日富良野に行く予定なんで
すよ。また会いそうですね。」
となった。どこでばったり会うことやら。

帯広の町に入ったら脇目も触れずに六花亭本店へ。バイクを止めてスタンドを蹴りだした時に、ステップに思いっ
きり脛を打ってしまった。痛ひ・・・見たら擦りむけていた。打撲だけでなく擦り傷まで。これは強烈だ。
内地にいる知人に六花亭実況中継をしよう思った罰だろうか?

皿左エスプレッソ・右ルバーブパイ・奥サクサクパイ

今日はどれにしようか迷ったが、サクサクパイは絶対に外せない。あれこれ迷うが、新製品の札がついているの
が2種類だけだった。季節のケーキは10種類近くある。となると、新作の方が良いかも。季節のケーキは去年
釧路でも食べている。という訳で、今回はサクサクパイと新作のエスプレッソケーキ・ルバーブパイにした。
サクサクパイは変わらずサクサクして中のクリームはとろーり♪エスプレッソはコーヒーの香りがしっかり前面に
出ていて甘み控えめでほんのりコーヒーの苦味もある。ルバーブパイは特徴ある香りが良い。
堪能しつつ、六花亭実況中継もやってしまうのだった。
実況中継されてちょっと不快になった皆さん、ごめんなさい。機会が有ったらおごります。

今度はどうしても外せない買い物。それは本日発売のZARDのニューシングルだ。仕事の最中でも必ず発
売日の午前中に買うように勤めているのに、CDショップに入って探すが何故か無い。
蔦屋まで行ったらやっと見つかった。何で無いんだ!帯広のCDショップ!ちゃんと取り扱いたまへ。
この時ほど一人行動で良かったと思った事は無い。軽くネットをチェックして帯広終了。

今度は再び道の駅スタンプラリー。日差しが強い中バイクで南に下る。
スタンプラリーついでに駅も寄る。もう駅では無いが旧駅である、愛国駅跡と幸福駅跡だ。
愛国は帯広から程近かった。似たような人がやっぱりいる。軽く見ると軌道跡には9600型蒸機も静態保存され
ていた。熱中する物は無いので軽く見て写真を撮って終了。次は幸福。

愛国駅正面 愛国にはキュウロクが静態保存されてた

幸福駅跡に来ると・・・かなり整備されていた。まるで公園のようだ。お金採られても文句言えない程に整備され
ていたが、ちゃんと無料のまま。こっちの方がバイクは多い。車もバスも多い。愛国より字体がそのままでも良
いからだろう。愛国では右翼マンセーで左翼の標的になりかねない。って考えすぎか?
此処でバイク連中と談話。上士幌航空公園でキャンプしている人もいて、そちらはずっと人がいなくて寂しい限り
と言うことだ。そこそこで談話を切り上げてみんな散り散りに。こちらはキハ22とホームの写真に勤しむ。
此処でなんとなく気づいたのが、この幸福駅に来ているのは男の一人旅・女性の二人組・団体観光バスツアー
だけと言った有様。なんとなく出雲大社の光景にも似ている。特に女性二人組が多いって所が。
みんなそんなに不幸なんかい・・・まぁ、みんなで幸せになろうよ。

幸福駅にはキハ22

幸福駅を堪能した後は、道の駅に戻る。中札内の道の駅でスタンプを押してから、目に付いたのは無殺菌牛
乳ソフト
の文字。無殺菌って危険では・・・?でも興味の方が大きかったので一つ所望した。
食べてみたらこんなに美味しいソフトと言うか、牛乳の味だけのソフトって初めて。とても美味しい。
これは当たりだった。”無殺菌”で後でお腹にあたりが来なければ尚オッケー。

続いてミーハーなところを発揮。
この中札内村は田中義剛の花畑牧場がある村。と言う事は、あの悲劇から始まったと言っても過言でもない
カントリー娘のいる可能性の有るところだ。
運が良ければ見られるかな〜と行ってみる。同じようなバイクが何台かいた。みんなミーハー。
花畑牧場についたら、入場料は1000円もするし。ショップに入ればカン娘。ではなくモー娘。の方の写真ばっか
り。確かにつんくに食われてしまったカン娘だが・・・拙者、アンチなんです、モー娘。・・・
結局実物のカン娘はいませんでした。

カン娘。の花畑牧場 本当に田中義剛の名前が!

ミーハー路線は終了して、道の駅スタンプラリーに戻る。2ヶ所回って終了。
帰り掛けにまた士幌町内で買い物。Aコープで買い物をしたら、士幌限定ポテチが一袋98円だった。
道の駅より2円安いの。まとめ買いならこっちの方がお得でした。


11日目 糠平〜然別湖〜新得〜富良野〜比布(7/9)
朝から晴天。今日も1日良い天気であって欲しい。その分肌寒いのだけど。
朝起きて冷えた分は足湯で手足を温めて、充分に補う。そして早めの朝食、早めの撤収をする。
8時過ぎには出発できた。今日は調子が良いぞ!

出るときにふと気づいたのが、走行距離がそろそろ良い数字になっている。連番になるのはどのあたりか?
道道を通って然別湖に向かう事にする。いつもの国道で上士幌・士幌に出るのはマンネリ過ぎ。
快適に峠道を走って然別湖が見える頃にはもう時期走行距離が連番になる頃だった。
然別湖のところでちょうど連番達成できたら素晴らしい。然別湖でノンビリもしたいし。

然別湖温泉に着く直前に目に付いたのが、ジャージ姿の女の子の群れ。何処かの遠足か?
バイクのエンジン音と風切り音をも破って歓声が耳に届く。つーか、姦しい感じ。
温泉街に着いたとき、女子高の修学旅行だと判明した。観光バスにOO女子高等学校修学旅行ウンタラと張り
紙があったから。静かな然別湖はそこには無かった。
でメーターは、一桁が4になってから暫く経つのに5にならない。ロータリーの所を3周もしたら一桁が5になった。
これで走行距離12345kmの達成だ。わーい!

然別湖判でちょうど12345km! 記念に然別湖畔にて。

姦しいと言うか騒がしい然別湖湖判で記念の写真を。修学旅行の女子高生たちは変な奴って見ていたでしょう。
普段から変な奴と見られているので別にイタくは無い。
然別でノンビリ計画はつぶして先でノンビリ計画にした。次なる目的地は新得のそばだ。
山間部を抜け、峠を下り始めると眼前に浮かぶは十勝平野の雲海。って事は下は曇りかい?
下りきったらそれは甘い事を知った。曇りではなく、一面の霧だった。もちろん気温は低い。
普通なら標高が高い所の方が気温が低いのに、この付近は逆転していた。
新得まで持たないので体がもちそうに無いので、途中のセイコーマートで休憩を入れてしまった。
お店の温度計を見たら気温6度!10度すら切っていたんかい!?

新得のそば道場に寄ったら食事は10時半以降と書かれている。と言う事でそのままスルー。
一気に狩勝峠越えに入る。
さすがはフリーダム!荷物満載だろうと登りで加速が良い。思いっきり追い越していける。
しかし、後ろから追いついて来る生意気な車があった。見たところスポーツ系ではないようだが・・・
登坂車線に移って道を譲り、その車を行かせると・・・カローラバンだった!よりによってバン如きに
上り坂で負けるとはぁ〜ぐふぅ!(吐血)
狩勝峠から十勝平野の写真をメールで送ろうと思っていたが、濃霧の為に通過。
そのまま峠を下る。

朝から目的地でノンビリが無い。なので、今度は道の駅巡りの前に幾寅駅に行く。
JR根室本線幾寅駅。別名幌向駅。映画鉄道員(ぽっぽや)でロケに使われた駅だ。
またミーハー路線に。(笑)数年前に上映前に妹を連れてきた事があったが、それ以来の探訪になる。
セットはそのままにあったが、全てに説明版がついていた。訪れる人も多い。

映画・鉄道員の幌向駅セット

プラプラと駅を楽しんで、道の駅に移る。休憩をしてから富良野の何処に行くかを考え、最近ご無沙汰の麓郷の
森へ行く事にした。去年”北の国から 遺言”で北の国からシリーズも終わってしまったが、今はどうなったの
だろう?去年はついに最終回ということもあって、富良野フィーバーだったようだが。
と言う事でまだミーハー路線引き続き。

麓郷につくと、遥か手前に駐車場があった。立ち入り禁止にでもなったのかと思ったら、最終話で使われた
”五郎の拾ってきた家”(通称ゴミの家)が公開されていて、その為の駐車場だった。
建物の中にも入れるが、そこには入場料が掛かるので、ラベンダー畑と外観だけを眺めて終了。
森の中のログハウスの方は無料で中に入れるのに。

五郎の”拾ってきた家”全景 五郎の”石の家”

ちょっとバイクに乗って今度は石の家に移動。こちらはやはり遠くから眺めるだけしかできなかった。
別に入場料の問題でなく、そうなっていただけ。看板には「次のドラマで使いますので(以下略)」と書かれ
ていたが、”北の国から”以外で何のドラマに使うのだろう?ドラマでこの石の家が出たとたんに全国で一斉に
突っ込みが入るぞ。「北の国からの(五郎の)石の家じゃねーか」って。

麓郷をでる前にホクレンで給油。本当はまだまだ平気だったのだが、此処のスタンドには”フラッグ”の文字
が!と言う事は、堂々とホクレンの旗を配っていると言うことだな!1日早く!こいつぁラッキー!
そして、1日早くホクレンの旗をGETした。このあたりは道北の青い旗だ。青い紙は要らないが旗は歓迎。
そして裏道経由で富良野市外に出る事にした。

裏道使って少々後悔した。今までのオフ車なら全く問題ないのに、このF650GSと言う車種、あまりダート向け
じゃない。先日のニペソツに入る林道ほどでもないのに、かなり操作が難しい。今までダートで車に負けた事が
なかったのに、車を先行させるほど遅くなった。くやしい!

富良野市街地でホンダの赤い旗を貰おうと画策したが、バイク屋は水曜全休。赤い旗のGETはできなかった。
その代わりに生協で夕飯等のお買い物。値引き品ばかりを買う。
バイクを出そうとしたら、目の前の道を見覚えのあるバイクが通り過ぎた。霧多布・音更で会った京都ナンバー
のエストレヤだ。富良野の何処で再会するかと思いきや、こんな国道のど真ん中で・・・
信号待ちの際に軽く話してお終い。この後、彼女と出会うことはなかった。

昼飯を求めて美馬牛へ。美馬牛駅前に凄い量を出す食堂があるのだ。その為に深山峠を通り過ぎて美馬牛に
入る。美馬牛駅前に着いて、その食堂に移動を開始。・・・無い・・・食堂が無い・・・
バイクでうろうろして、とほ宿”おかせん里”からの距離を辿ると、食堂の在った所は床屋になっていた。
ガッデム!せっかくの食事をォ〜!
第2候補・去年麦で短期ヘルパーをしていた女の子に教えて貰ったパンの店に行く事にした。
その店Goshは美馬牛駅から小さい看板が、要所要所に付いているので迷う事無くすんなり行けた。
テラスもあるお店で丘の風景を眺めながらの食事もできるが、着いた時はテラスの席は埋まっていた。
店内でも良い感じで、落ち着く。

美馬牛のパン屋・Gosh 美馬牛の丘から見た十勝岳連峰

ランチを食べてノンビリした後、美瑛の丘の写真を撮りに動く。今までに何回も撮ってきているし、大体同じ様な
ものが多くなってきているので、別段よかったのだが、ここに来たらとりあえずやっておこうといった趣旨。
何ヶ所かを適当に巡ってカメラに収める。最近は山が入っていないと気に食わないと言う事にこの時気づいた。
美瑛の丘を堪能して、明日は十勝岳連峰か大雪山の愛山溪側か思い悩む。
そして道の駅とうまのスタンプを押して比布のライダーハウス・ブンブンハウスに入った。

此処で少ないライダーと話していたら、拙者と同じ職業で同じような行動をしている人がいた。
バイクで周って山を目指す。ただ明日は雨の予報だった。全員でシクシク。


13日目 比布停滞(比布〜旭川〜幌加内〜士別〜比布(7/10)
本日は午後から雨の予報。そんなもんで、今日は比布停滞決定。
それに今日から正式な旗の解禁日なので、ホンダの赤い旗は絶対今日中にGETだぜ。
ホンダの赤い旗を貰うには、ホンダのショップに行かねばならないが、旗だけ貰うって事ができるのかは不明。
だからいつも何かを買って旗も貰うことにしている。今回は2日ほど前に尽きたチェーンオイルを買う事も目的。
9時ごろに比布を出て旭川のホンダショップに行く。此処は半分自転車屋だが、大抵そんなもんだ。
速攻で店に入り、ホワイトチェーンルブを購入。そして、旗を催促した。すると店の親父さん曰く
「今年はあんたが一番乗りだなぁ。毎年少し遅れて来るけど、朝イチで来たのもあんたが最初だよ。」
良い響きですねぇ一番乗り。一番が一番でしょ。
店の前でチェーンにオイルをさしていると、小雨がぱらついては止んだ。

続いて旭川の道の駅へ。スタンプラリーをせねば。何やら近所の体育館で大会があるらしく、ジャージ姿の中学
生で付近は溢れていた。此処に長居するつもりは無いので、続いて秀岳荘。
別段用事がある訳でも無いが、来たら入り用な物が出てくる。今の内に物色。
1時間ほど物色して、Dバッグ用のザックカバーとガス等を購入。安い所でGETだぜ。
店を出ると、雨が本格的に降ってきた・・・さいてー・・・
雨装備を引っ張り出して、着たりしていたら、比布で同じく連泊の山屋ライダーさんが秀岳荘に来た。
彼はレイドのスプロケとリアタイヤの交換をしてきてから此処に来たそうだ。
拙者は今度は味が落ち巻くっている時期の、そばを味見しに幌加内へ向かう。

・・・幌加内に向かう途中で気づいたが、去年比布で姫様とけんかして一人行動していた時とほぼ同じ行動・
ルートだった。何なんだ?拙者のこの行動は?
幌加内のバスターミナルにある、ホロホロ亭でそばを食べる事にした。
このホロホロ亭は、バスターミナルに入っていると行っても、値段は高い訳でもなく、石臼引きで自家製手打ち。
まぁ、幌加内で変なそばを出す店は無いと思うけど。

ホロホロ亭のおきまりセット

昼なので、”おきまりセット”なる物を注文。特にセットに入っている”そば飯”が気になったのだが、殻の部
分を取った蕎麦の実を一緒に炊き込んだご飯だった。蕎麦もこの時期でもまだいける事が判ったが、さすがに
香りは減っている。新そばの時期にバイクで来るのって地獄なんだよなぁ。車で来たい。

道の駅ほろかないはスタンプを押して即座に撤退。雨がしとしと降っているので即移動が望ましい。
そして士別の町・塩狩峠を経由して比布スキー場の所にある温泉へ。
やっぱりルート違えど寄るトコ去年と一緒。今回は、この温泉に比布連泊の酒呑みRTのおっちゃんが居る筈。
着いて中に入ると、やはり居た。ビール呑んでる。適当に話して温泉に入るが・・・ニセ温泉だった。
循環とか沸かしとはと言うレベルではない、そういう温泉。でもノンビリ出来るからまあいいや。
2時間ほどノンビリしてから、無料送迎バスで戻るRTのおっちゃんに先駆けて比布に戻る。

戻ってきたら・・・酒好きな人が居て男山の1升瓶を持ってきていて、車座で宴会となってしまった。
しかも消灯しなくちゃいけない時間を大幅にオーバーして・・・
来年此処が閉鎖されたら、確実にこの日泊まっていたメンバー全員の責任です。m(__)m


14日目 比布〜北竜〜札幌〜倶知安(7/11)
7時前には出発しようかなと思っていたが、何だかんだで結局8時半だった。
今日は倶知安の旭ヶ丘キャンプ場まで行く予定で、途中札幌で所用を片付けなければならない。
と言う訳で、毎度のおなじみのルートでスタンプラリーをやりながら進む事にした。

旭川のホクレンで給油したら、凄い事にバイトの女の子ばかりのスタンド。ここでも青い旗を1本GETだぜ。
バイパスを通り、神居古潭を過ぎたところから深川に入る道道を経由。そして北竜へ。
北竜はひまわりが有名だけど、この時期は早すぎてひまわりの黄色は存在しなかった。スタンプだけで通過。
普段いつもR275で碧水側から北竜市街地に入ってくるところでパトカーが張っているので気を付けて
走ったのに、今日はいなかった。気を付けて損した。

続いて雨竜。道の駅でスタンプ後、雨竜沼にぷらっと行って来ようかと思ったが、増毛山地を見ると深い雲の中。
高層湿原トレックはまたの機会に回す。来年でも良いか。数年前に来ているので惜しくはないし。
道の駅スタンプラリーをやって札幌到着。此処で所用をいくつか片付けたらもう4時になっていた。

札幌からニセコ・倶知安に抜けるにはR230が便利。と言う事で定山渓手前の道路情報館へ立ち寄る。
去年と違い今年はここのスタンプはカウントされないが、ついでに押しておいた。
そして、去年姫様と一緒に遊んだ館内へ・・・入らなければよかった・・・去年一緒に遊んでいて故障した”道路
復旧ゲーム”
故障の張り紙が張られていた。・・・もしかして去年の秋からその状態!?
だとしたら・・・だとしたら・・・ああぁ・・・
後ろめたい気持ちで道路情報館を出て中山峠に。此処でスタンプを押してコンビニに入ると何か違和感。
ローソンにしては去年までと品揃えが違いすぎるし、弁当類を半額で売っていたり。
外に出てよく見ると、既にローソンでなくなっていた。道の駅に併設のコンビニって便利だったのに。

喜茂別から京極経由で倶知安に入る。市街地に入った所で教習所の路上教習車と遭遇したが・・・
何ともヘタクソ。何で路側帯を走らせる?右左折する時は必ず車線側に寄ると教えているのだろうけど、左折時
に縁石に寄るのは行きすぎだと思ふ。

旭ヶ丘キャンプ場はサラリと埋まっていたが、テントを張れない訳ではない。余裕は有る。
しかもここはどう見てもヌシ系がいるし。でも人あたりの良いおっちゃんライダーばかりなのが救いの種だ。
町も近いから買い出しも楽だし温泉も近いし。


15日目 倶知安停滞(積丹半島周遊)(7/12)

北海道に来る直前にやったオイル交換。2週間足らずでもう3000kmを越えてしまったので、オイル交換をせねば。
予想はしていたけど、こんなに早くオイル交換する羽目になるとはねぇ。
オイル交換をしなくてはいけないのに、朝早く出た人とヌシな奴以外のライダーとおしゃべりしていたら気がつけ
ば9時になっていた。今日積丹半島回ってくるというシェルパのYさんにウニが取れる所を教えてから買い物。

JR倶知安駅で帰りのフェリーチケットを購入。室蘭〜直江津間の東日本フェリーに乗りたかったのに、満席。
第2候補で小樽〜新潟間の新日本海フェリーになった。割引が無いんだよな・・・新日本海フェリーは。

昨日札幌で買っておけばよかったなぁと思った程、バイクやでも取り扱いオイルの種類は少なく、1本当たり300
円も高い。でも、安いオイルは入れる気にはなれないBMWのバイク。こういうとき不便である。
キャンプ場でおっちゃん達に見物されながらオイル交換。普通のバイクとやり方が違うので感心されまくり。
オイル交換にフィルター交換もやって、お昼前に終了。
そして調子を見る為に積丹半島に、ウニ狩り・スタンプラリーをしに出る。

ニセコを通り抜けて岩内。スタンプを押して昼食を物色したが、めぼしい物が無いのでコンビニのおにぎりで済ま
せる。そして泊村にある原発紹介センター・とまりん館に行ってみる。
首都圏ではこの夏電力不足になり、節電を呼びかけているというのに、ここでは電気の垂れ流し。節電とか省
エネとかとは関係ない世界だ。此処の良い所は温水プールが無料で使えて、水泳帽も無料で貸してくれる。
今回は水着をここに持ってきていないので泳ぐのはなし。

とまりん館を出てウニ狩りへ。泊村は原発の関係上禁猟になっていない所があるので、そこを知っていればウ
ニ取り放題。その筈なのだが、そのウニ取り放題な所はもうウニが取られていた。他の所も見に行ったが、やは
り無い・・・7月上旬ならまだウニが有るはずなのに、ウニ狩りに来ている連中が取り尽くした感じだ。
この先は禁猟で取ったら密漁扱いになる区域なので諦めた。しくしく。

神恵内の道の駅でスタンプを押してから、先の景色を見ると神威岬の方がガスがひどい。行っても見る事は出
来そうに無い。行っても仕方ないのなら、道道998号で半島を一気に横断する事にした。
峠に差し掛かるとガスは霧雨になる。面白味ゼロ。古平に下りてから余市に出てスタンプ。
余市の道の駅は、宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地であることで宇宙体験が出来るものがあって、面白い。

スペース・アップル・よいちの中にある体験コーナー

無料だから前回もやったけど、見た目と軽い傾斜だけなのに、三半規管が狂って壁に打ちつけられる。
本当におもろい。子供は平然としているのに・・・
道の駅を出たら雨は本降りになっていた。サーと降っては止むので、小降りになった瞬間に出る。

何ヶ所かで雨が強くなったり全く雨が降った形跡が無かったり。そんな調子で倶知安に帰る。
倶知安市内で買い出しをしていたら、シェルパのYさんも買い出しをしていた。小さい町なので行く所はこの後
ほぼ一緒だった。(笑)


16日目 倶知安停滞(積丹半島周遊2)(7/13) 
昨日は天気も悪かったので山には登れなかったが、今日はそこそこ良い模様。ただキャンプ場からの羊蹄は
雲の中。朝早く起きた時はしっかり見えていたのに。

朝早い時間から数人のおっちゃんライダーが出発した。天気が悪いままの東に向かって。
こちらは上空の天気は良いので、羊蹄は駄目でもニセコアンヌプリなら行けそう。アンヌプリなら散歩がてらで
登れる大した事無い山なので、手ぶらでも行ける。そう決めた。
シェルパ乗りのYさんも今日北に向かって出るそう。出発準備を見ていたらバッグとかが普通の旅行用とか普段
用の物。三脚もデカイから聞いたら「カメラとセットで人に借りてきたんです。一眼って使い方よく判らない
から使ってないんです。」
荷物だけ重くて大変ですねぇ。
今日撤収している人物にヌシがいた。拙者が来るまで偉そうな態度で威張りくさってレクチャーしていたらしいが
、拙者の持つ情報量と偽りの爽やかさに人気奪われて、居辛くなった模様。所詮は無料キャンプ場に居座
るだけしか芸がないのがヌシだ。
ヌシは荷物の多さを自慢するし、態度は尊大だし、あまり物事知らないし、
ただのデブだし。何もしないのに荷物が増えるのは、旅が下手な証拠って気づいていない。荷物少なくして長期
旅するのがベテランだろうに?
ヌシの追い出し成功!つーか、こいつ何処行っても居場所無くすな・・・

Yさんの積み込みを見ながら気づいたのがシェルパの状態。オイル漏れが起きている。オイル量を確認したら
点検窓に出てきていない。地面に垂れている量そのものは少なかったが、エンジンガードに溜まっていた。
拙者のセローも同じような状況になったから・・・ネットオークションで買ったと言うシェルパ、怖いから実車は
ネットの個人売買で買うのはやめましょう。
昨日の余ったオイルを継ぎ足して、オイル漏れ防止剤を入れる事を提言して出発を見送った。

五色温泉からニセコアンヌプリに登る。結構登りに来ているようだ。装備を見ると、大雪の日帰り縦走か北アの
小屋泊まりでもしそうな装備の方々の多い事。対照的にこちらはセイコーマートのビニル袋にセイコマオリジナル
スポーツドリンクにおにぎり2個。それとバイクのジャケットを手ぶらで持つだけ。
ジャケットは元々山用のかなり良いゴアジャケットなので、気象の変化にはこれ一つで充分。靴もトレッキング
シューズだし。
実はニセコアンヌプリは札幌に住んでいた時に登っていて、ガイドブックには1時間半掛かると書かれていたが、
40分で登れる程度だった。下山中にスズメバチにしつこく追いかけられて死ぬかと思ったが。
そんな理由でこの山のレベルは知っているが、知らない人が重装備になるのだろう。
ガンガン追い越すが、多くの人は登りがきつくて疲れているというより、荷物の方でへばっている気がした。
ニセコの山は思った以上に花が少ない。ニペソツの後だからなおさら少なさにガッカリ。
その代わりに、野いちごでもない、蛇イチゴでもない木イチゴでもない変わったイチゴがなっているのを見つけた。
見た目、店で売られている普通のイチゴだが、蛇イチゴサイズ。つい味見してしまったが小ぶりすぎる普通のイ
チゴだった。こんな種類が在るとは知らなかった。
頂上が近づくにつれて、キスゲだかカンゾウだかの花が増える。増えても湿原には敵わない。
そして頂上に到着。登頂時間ノンビリ歩いて50分。気楽な散歩だ。

ニセコアンヌプリから見えた羊蹄山 アンヌプリから見たイワオヌプリ

周りはガスっていたけど段々晴れ間が増える。そして完全には見えないが羊蹄山が眼前に現れた。
頂上が見えているのなら、羊蹄に登れば良かったとちょっぴり後悔。まあ、向こうも登っているから良いけど。
写真とメールをして下山。下りは30分で五色温泉に着いた。
今回はスズメバチの被害に遭わなくて良かった。巣を駆除してくれたのかもしれない。

五色温泉を後にして昨日とほぼ同じルートを進む。違うのは道の駅に寄らない事と神威岬方面に進んだ事だけ。
神威岬周辺はやはり曇りが強かったので今日も通過。去年姫様と一緒に見たからいいや。
そして本日のメインイベント・生うに丼でぇ!!
東京あたりで出す生うには高すぎるし量も少ない。明礬を使って保存しているので本当の生うにとは言え難い。
(関東で本物の生うにを出す店は高すぎて手が出ない)しかし!此処北海道の積丹や奥尻、礼文、稚内では
うに丼といえば蝦夷バフンウニ使用で明礬なしの本当の生うに丼!
小樽・函館・札幌では明礬使った物になるし、量減って値段が上がるので何度か北海道に来た人ならそんな所
で生うには絶対に食べない。
今回は神威岬にほど近い、うしお食堂にした。積丹の生うに丼の双璧の片割れである。
(もう片方は町に近いみさき食堂

うしお食堂の生うに丼!赤うにだぜぃ!

生うに丼以外にも、生うにもふんだんに使った海鮮丼が数種類あったが、此処はやっぱり2200円の生うに丼に
する。3500円する特製生うに丼もあったが高いのでパス。2200円でも赤ウニ(エゾバフンでも良いもの)がご飯
見えないほどぎっしり。一口食べると口の中でまろやか〜〜〜に広がっていく。あぁ美味しい♪
最高の一時を過ごした。余は満足である。

昨日も通過したが、通過しないで寄りたいところがあった。それは数年前の冬に起きた、豊浜トンネル崩落
事故現場
だ。真冬に起きてバスと乗用車が巨大な岩盤に押しつぶされた事故。半分人災みたいなものだが
時期と場所だけに救出作業が大幅に送れて被害者は全員亡くなられた。
その救出作業時報道各社でテレビ中継もしていたが、岩が何人かの顔に見えると多くの電話
が鳴ったらしい。今は崩落したトンネルは埋めて廃棄され新しい出口になり、今までの所は防災記念広場に
なった。事故直後から何度も通っているのに、こちらには寄らなかった。お参り含みである。
駐車スペースにバイクを置いたときになにやら気配はあった。で慰霊碑に手を合わせて、崩落現場を見る。
まだ岩に幾つかの人の顔が浮かび上がってます
大小あわせたら5つほど・・・。

大きい顔と小さい顔が無数に浮き上がっているの判りますかぁ!
豊浜トンネル崩落事故現場・岩が人の顔にまだ見える!

地縛霊と化されたのか・・・成仏出来ずにいるのか・・・もう一度冥福をお祈りする。
テレビ画面でなくてもそのように見えるのだから、凄まじいものがある。除霊のしようがないので、このまま退散
した。いつか成仏できるように何度か足を運びたい。

今度は一変して、ニッカウヰスキー余市工場だ。昨日は雨だったので通過したが、ここに寄らなければ
人として駄目。ということで、いつもの様に正面ゲートの横にバイクを止めて中に突撃。今日は珍しくパトカーも
いない。この時間になると、工場見学は自由のみになっていた。おねーさまの案内は無しである。
以前とちょっと変わっていて、色んな所で何種類か試飲できるようになっていた。前は試飲会場1ヶ所だけだった
のに。サントリーに客を奪われはじめたのかなぁ?ともあれ、高級酒も試飲出来て余は満足じゃ。

余市・ニッカウヰスキー北海道工場

メインの試飲会場でちょっと飲みすぎて、酔い覚ましを必要になってしまった。
JR余市駅や駅前に在るかきざき商店と海鮮工房を覗いて酔い覚まし完了。
ニッカからバイクを出したときに、キャンプ場で知り合ったVTR君とすれ違い。ニッカの方に消えていったがもう
見学時間は終了である。

夕飯はニッカに入れず、かきざき商店も判らなかったVTR君と一緒にジンギスカンを食った。
周りに残って居たおっちゃん二人を巻き込んで・・・
(※:VTRとはホンダのバイク名です。ビデオデッキではないのであしからず)


17日目 倶知安〜黒松内〜寿都〜島牧〜瀬棚〜江差〜大沼(7/14)
無駄な行動を費やしてしまった倶知安。もう時間がないので移動。
本日の目的は旗とスタンプラリー、それと寿都の浜ちゃんぽんと行けたら奥尻島だ。

一番近場の道の駅・くろまつないでスタンプ後、キャンピングカーで周って居るおっちゃんに声を掛けられる。
去年から日高の方でライダーハウスを開設したという人で、名刺を貰ったら実はハムだった。
コール切らしているといえども一応拙者もハム。そんなんでバイクに無線にと話が弾みすぎて1時間経過してし
まった。もっと早く移動するつもりだったのになぁ。

黒松内から寿都を目指す。このルート走っている人はよく知っている、寿都鉄道の廃線ルートなのだ。
黒松内周辺は何処を走っていたのかよく判らないが、寿都に入ると線路敷跡がはっきりしているのが多い。
何処に駅があったのかなぁと想いを馳せながら寿都の町中へ。・・・通過してしまった。
戻って浜ちゃんぽんの店を探す。おりしも寿都は祭りの真っ最中。店やっているかどうか不安。
郵便局で場所を聞いていってみたら何度も通り過ぎた所にあった。
仕事の合間に立ち寄った記憶があったが、食べに来てなかったようだ。
開店は11時からとなっていてあと10分で開店。店の前で待ち続ける。そして開店時間になり、一番乗りをした。

寿都・三八飯店 本家・寿都磯ちゃんぽん900円

迷わずちゃんぽんを頼む。メニューを見ると、ちゃんぽん”ではなくちゃんぽん”になっている。
この店が寿都浜ちゃんぽん発祥地に間違いはないので、細かい所はどうでも良い。
出てきた磯ちゃんぽんはやっぱり凄い量だ。ゲソ無しイカ丸ごと、大きい車えび1尾、特大半生ホタテ1個大きい
ウバガイ1個他ワカメに海苔。食べ尽くすのに30分近くを要した。

寿都を後にして道の駅。島牧は休館でスタンプ押された紙を貰うが・・・トイレに中に置くのは如何かと。
賀老の滝や黄金温泉・ドラゴンウォーター等、島牧名所は天候不順のためにパス。
瀬棚に入り、奥尻に渡るためにフェリーターミナルに行ったが、1日2便しかなく、今日これから行ったらすぐに
折り返しになるのでパス。奥尻もまだ行ったことないし、今年で北海道西南沖地震の被害から10周年なので
行っておきたかったが、致しかたなし。ウニ目的もあったけど・・・

瀬棚からチャリの旅で通った国道を通り秘湯巡りに入る。まず第1弾は臼別温泉だ。車で1回来た事があるが、
今回はバイク初。ダート道は相変わらずダート道だった。着くと先客がいる模様で車が3台止まっていた。
奥で繋がっているのは知っているが、今回は関係ない。去年なら・・・ね・・・

もう少しで左に女性風呂が見えるポイントなんだよ。
臼別温泉の露天風呂

熱めの温泉にザブンと浸かってほんの10数分で上がった。今日は大沼公園までスタンプラリーやりながら進む
ので長湯していられない。

続いて熊石町に入って平田内温泉熊の湯を目指す。此処は初めて来る温泉だ。
公共の温泉施設から4kmも奥まった所にあるから、てっきりダートだと思っていたのにきっちり舗装されていた。
車はここまでと書かれた駐車場は拙者のフリーダム以外いない。て事は誰も居ない→貸しきりだ。
風呂道具を引っ張り出し、熊の湯方面に登る。駐車場から温泉までも舗装されているが、道路の終点は転回ス
ペースがない為に駐車場以降は徒歩限定なのだろう。
ここまで舗装されている理由も判った。此処が下の温泉の源泉施設があるからだった。
その管理の為に舗装されて立派な道がついているらしい。
左を見ると小さいながらも石灰華で噴泉塔が出来ているし、右を見ると熊の湯が見える。当然誰も居ない。

平田内温泉・熊の湯の石灰華 熊の湯

貸しきりと喜んでいたのもつかの間、熱湯すぎるので水で埋めるのに時間を費やす。多少ぬるくなっても
熱い温泉は熱いままだった。肩まで浸かっても数秒で茹蛸になってしまう。
臼別以上に長湯できず、脱衣所に戻り火照りを冷ます。そんな中、ゴツイ男が2人来た。
顔付きからしたら堅気の衆じゃない。「警察ですけど。ここ盗難多いので気を付けてくださいね。昨日もや
られた人がいたんで。」
警察だった。ヤクザだと思ったよ。こんな山奥の温泉まで見廻りとはゴクローさんです。
この私服のお2人の話では、服丸ごと持ち去られた人もいたらしい。
「ここで脱いで、かばんとかに所持品入れて下まで持っていった方が安全ですから。」
確かにそうですね。私服のお2人はここの温泉は知っていたが初めて来たと言うので、「今ここで入ってみるの
も職務の一環でしょう」
と暗にサボりを唆してみたが、退勤後に入りにきますよと言い残して去っていった。
駐車場に戻る手前に今度は制服の警官。やたらと警官のくる温泉だなぁ。
「今誰も居ない?蛇出なかった?いやぁうちの署長がねえここに視察に来ていると言うから来てみた
んだけど。」
署長?
今さっきの?マル暴とかの顔だったけど、防犯課とかじゃなくて?
よりによって署長ですかぁ!?特にゴツイ顔の方が署長って言われて、サボりを勧めた方がその署長!
警察署長に温泉サボりを勧めた一般市民。それは全国にただ一人、拙者だけです。

熊の湯を後にして、江差方面に道の駅スタンプラリーの続き。
とにかくスタンプを押すだけで見物もしない。江差は見物する物すらねぇし。
そして厚沢部から函館北部の大野町に抜けて、大沼公園に入る。

大沼をぐるっと周りつつ東大沼キャンプ場到着。以前来た時とかなり変わってトイレは綺麗だわ、炊事場も立派
だわ。ゴミは持ち帰りましょうだわ。(泣)
どうやったってゴミ出るのに、バイクだとこれやられるときついんだよね。

買い出しは森の方まで間違って行ってしまい、セイコマで購入。そしてぐるっと大沼を1周してキャンプ場に戻る。
JR大沼駅の側にサンクスが出来ていたのは気がつかなかった。無駄に遠出をしてしまった。


18日目 大沼〜鹿部〜長万部〜洞爺湖〜壮瞥〜留寿都〜京極〜小樽(7/15)
ゴミは何処かのコンビニ、恐らくセイコマになるだろうと思いつつ、撤収後は大沼を1周してから鹿部に抜ける事
にした。大沼公園駅に辺りに来ると、渡島駒ケ岳の頂上付近だけがチラッと見える。全開の方が美しいのだが、
天候や雲の状態はどうしようもない。

大沼公園から見えた渡島駒ケ岳

鹿部に出て温泉にいこうと思った。鹿部温泉といえば、間欠泉だけの温泉のようだが多分そのとおりだと思う。
最近は間欠泉の回りも整備されて、足湯も出来たと言う話だから行って見たくなった。
しかし、実際に来て見ると、間欠泉の所は入場料が要るようになっているし、足湯もその中。
足湯って言ったら無料が基本なのに、ガメツイなぁ。
すぐ近所に共同浴場があるのでそちらも駄目だろうと思ったら、朝6時からの営業となっている。ここで入れる!
久々に朝湯が出来るのはうれしい。もう遊び人モードだ。恐らく漁師さんが利用するために早朝からやっている
のだろう。中に入ると中途半端な時間の為にお客さんは一人いたが入れ違いになり貸し切りとなった。

朝6時から営業・370円。
鹿部温泉共同浴場・亀乃湯。

朝湯を堪能して道の駅に走る。砂原の道の駅に着いた時はまだ9時ちょっと前でトイレの入り口に紙が置いて
ある状態。この時間なら自分でスタンプを押したいからセイコーマートでゴミ出しとコーヒーで時間つぶして、開
館と同時に入ってスタンプ。次は森に進む。
森でもスタンプを押すだけにしたかったが、目に映る物があった。道の駅弁シリーズだ。
厚岸・白糠などでやっている道の駅弁。ここのはホタテ弁当だった。特大のホタテが5個もドカドカ乗っている。
1000円するのでパス。800円だったら買うであろう。それにこの後長万部の浜ちゃんぽんが待ち受けている。

毎日必ず取り締まりをやっている、国道5号線八雲町内。不思議な事にこの日は速度取り締まりをやっていな
かった。何処にも見受けられない。天変地異の前触れか!?不気味な事もあったもんだ。
そのまま八雲を通過して長万部に。
長万部と言ったらカニ、と言うのは内地の観光客。冬場は兎も角、夏に毛蟹は基本的に無い。冷凍物か栗ガニ
を騙されるのが関の山。北海道民なら知っている長万部名物は浜ちゃんぽんである。
昨日の寿都が本場だが、何故か長万部の方が有名。と言う訳で、昼にはちと早いが浜ちゃんぽんタイムだ。
札幌時代に函館や八雲に出張したときに利用していた店。国道5号線に面しているので判り易いし、大型車も
入ってくるのでよく目立つ。ここも三八飯店。

店内には居ると、がらーんとしている。・・・ついでにここで働いている女性たち・・・寿都と同じ・・・全員姉妹なん
でしょうか?体型一緒。まあ、もし毎日浜チャンポン食べてたら・・・
ここは寿都の店と違って、塩・味噌とそれぞれ特製がある。塩浜ちゃんぽんが750円で味噌浜ちゃんぽんが800
円、特製は1000円オーバーする。他に名物は五目やきそばで、札幌手稲店で食べたときは吐きそうな程量が
あったので完全にパス。昨日は塩だったので今日は普通の味噌にした。

長万部三八飯店の味噌浜ちゃんぽん800円。

こちらはイカゲソ含みで丸ごと、海老小ぶり1尾、ホタテ中1つ、ツブ半分、ウニとわかめだ。イカ以外は寿都の方
が豪快でボリュームがあるし、こちらは少量ながらツブ・ウニが入っている特製の方が一度食べたのでもっと
凄いのは知っているが、手出ししたくない量なのだ。今回は20分で食べ終えた。くるしぃ〜。

この後やる事は、道の駅だが、どうやるかが難しい。本来の予定は明日の晩に室蘭から出るフェリーだったの
に、明日の朝に小樽から出る羽目になっている。R5の方に進むつもりは無いので、必然とR36になる。
渋滞まではいかないが交通量が多くて快適では無いので、ふと洞爺湖方面に曲がってしまった。
本来なら道道なのに、有珠山噴火の為に本来の道が潰れて道道と国道が共用になっている。
噴火騒ぎの最中にちょうど北海道に帰ってきていて、噴火見物をしたかった経歴があるが、結局不謹慎なので
行かなかった。で、今回行ってみる。

洞爺湖側をぐるっと迂回して、洞爺湖温泉街付近から西山火口に行く。此処の駐車場に停めるしかないようだ。
有料なので停めたくないけど仕方ない。駐車場にはDakarも止まっていた。
此処からもう一つ、金毘羅火口群と言うものもあるが、駐車場の人達曰く「あそこは入場料1000円取られる
よ。」
と言うので完全にパス。西山火口だけで充分だ。駐車場から少し歩くだけで・・・
ひどい光景が広がっていく。まるで映画のセットか!?

道路が陥没し、池ができてそこに潰れた車が沈む。電柱が折れて倒れている。荒涼とした風景
不謹慎な喩えだが、”北斗の拳”実写版を製作できるひどさだ。道路は割れ隆起陥没。
家は土石流か火砕流でツブされている。火口に上がれば切断された水道管に打ち捨てられた重機。
完全に潰れた家々。

泥流で沢が塞き止められた池に潰れた車 噴火で折れた電柱
噴火で壊された家屋 不謹慎なフレーズ・火口名物だぁ?

凄まじいばかりの被害の上に火山は活動中。噴火活動が停止しているだけ。また噴火する可能性はでかい。
そんな中、観光客ははしゃぎすぎる。特に爺婆どもが!そこまで人の不幸を楽しみたいか?
本当に最近の年寄りどもは恥も知性も無い。噴火湾見て支笏湖だと言うし。ばっかじゃねぇの?

ちょっと話し変わって凄いのは植生の力。こんなに荒涼として地熱も高い所に根を張って繁殖しようとしている。
それと北海道民のタフさ。こんなところで商売繁盛させている。まあ、中にはふざけたフレーズの看板掲げてい
るのもあるけど。

火口見学を終えて今日の宿を検討。小樽に泊まるか札幌近郊かキャンプ場か。小樽のライダーハウスは高い
ので、それならばとほ宿の方がずっと良い。若しくは道路情報館で野宿。
散々迷ったが、とほも引っ張りだせない状況なので、とりあえずお預け。温泉街に在るセイコマでアイス1本買っ
てくつろいでから頭を冷やしもう一度考える。
確か携帯でとほWEB版を開けたはずだ。で、去年泊まったはずの元女ヘル智ちゃんに薦めた”いちえ”に決め
る。携帯でアクセスして、電話をかけたら何故か喜茂別の”ぐーぐー”に繋がる。2回やっても同様。
・・・よく判らない。ツーリングGOGOのゼロ円マップにもTEL番載っているのでそちらで掛けて予約できた。
とほネットの番号とゼロ円マップの番号と違うではないか。どうした?とほ事務局!?
予約用の電話番号を違ってたら役に立たないぞ!?


道の駅をあと2ヶ所に定めて、そうべつを片付けて留寿都に向かう。その途中で蟠渓温泉のオサル湯に寄って
みよう。オサル湯はかなり前から存在は知っていたが入った事が無い。場所がよく判らなかったからだ。
旧胆振線蟠渓駅前にバイクをおいて、蟠渓温泉を端から端まで歩く。橋から見て探す。
何処かの温泉宿の裏から河原に降りたらあるという話だったが、何処の温泉宿だったか。
それを探さないとどうしようもないので、あらゆる温泉宿で河原に降りられるスペースを有しているところを探した。
その結果、蟠渓温泉の北外れのところがその場所だと判明。早速降りてみる。

蟠渓温泉オサル湯の熱い湯船(大)

黄色い声も聞こえるからもしやとエロイ期待を膨らませて降りると、足湯だけしている女性が2人いた。
まあ美しいお2人なのだが足湯だけですか・・・「あまりに熱くて入れないんですよ。そっちの大きい方はも
の凄く熱いし、こっちのは川の水入れてやっと足を付けるのが精一杯な温度で。」

大きい方に手だけ入れると滅茶苦茶熱い。川の水を入れて埋めたと言い方は、手を入れる分には問題ない。
足を入れたら熱かった。すぐ茹で蛸状態な色になる。何度か出したり入れたりして足湯終了。
湯船の下を見たら、岩の間から温泉が湧いているのが判った。大きい方は湧き出る量も多い。

足湯だけで前身ポカポカになって、留寿都に。R276との合流地点から道の駅フォーレスト276大滝が2kmの距
離だと判ったので、そちらにも寄る。そして工事渋滞を引き起こしているR276で再度留寿都へ。
道の駅るすつは出来たばかりの道の駅。此処でスタンプを押してスタンプラリー終了させた。もう行けるところが
無い。計算すると44ヵ所の道の駅を訪問した事になる。スタンプを押していない、小平・羽幌・富士見
も合わせたら47ヵ所だ。この短期間でよく44ヵ所も周ったもんだ。道の駅賞を取れる条件は出たので、満足した。

留寿都から京極を抜けて小樽に出る事にした。となると途中にある吹き出し公園で名水を汲んで行きたい。
雲で上がまるで見えない羊蹄山を見て・・・いや、見ないで京極町に向かう。国道を通ると取り締まりが激しい
ので道道経由だ。最近は道道でも取り締まりをやりまくっているので迷惑千万。

京極吹き出し公園に来て気づいたのが、ペットボトルが無い事。コーラを一気飲みして空ボトルを作ろうかとも
思ったが、たまたま今日はパニヤケースの方に登山用の水ボトルを入れていたのを思い出して、引っ張り出す。
これなら2L入れられるので便利だ。
水を汲みに降りたら日本語ではない言語が飛び交っている。写真を撮るときの声を聞いて台湾からの観光客だ
と判った。中国語の聞き取り能力が激減している。もっと勉強せねば。

京極吹き出し公園の名水汲み場

水を汲んで余市経由で小樽に向かう。嫌な天気になりつつあるが、何とかなれば良いなと思っていたが、仁木
から広域農道に入って小樽までスルーしようと思っていたのに、とろくさい車の邪魔なこと邪魔な事。
此処までトロいとバズーカーで撃ちたくなるほどだ。とろくさい車のおかげで、途中途中雨に濡れてしまった。
小樽に入るまでの間に取り締まりはパトカーの待ち伏せが1ヶ所のみ。前より安全になったようだ。

小樽いちえに向かう。とほを見られる状況でないので1回行き過ぎてしまった。
路地の入り口の看板出てないと判らない・・・北海道にしては珍しいそんな路地の奥にあるのだった。
チェックイン後、暫く談話室でくつろいでオーナーさん含みで談話。お客さん3人と少ないがくつろげる。
そして夕飯の外食に大量にあるチラシを見て選別するが、拙者の行きたい店は端から決まっていた。
なんと言っても鶏の”なると”だ。オーナーさんもなるとの若鶏は好きだと、つい先日に食べに行ったばかりだ
と言う。いやぁ、さすが小樽。同士がいて嬉しいです。

バスでなるとの近くまで移動。そしてなるとに突入。うしお祭りの時期なので、混んでいたが待つことなく座れた。
行きつけのニューなるとと違い、食券制で店員の態度もよくない。なんだかなぁ。
良いところはランチタイムでもないのに若鶏定食があると言う事。ただランチタイムでは1000円だが、この時間
帯は1100円になるようだ。

若鶏時代小樽なると本店 若鶏定食1100円・この後もう1つ追加した。

若鶏定食を久しぶりに食べて気になったのが、鶏が小さくなった気がするという事。以前はもっと大きくて食べ
尽くすのに苦労したのに、まだ入る気分だ。それでもう一つ若鶏の中サイズを注文した。
新しく出てきた鶏はでかかった。これ大サイズだろという位に大きい。出てきた鶏の大きさを見てちょっぴり後悔。
でも美味しいので食べつくした。満足満足。

食べすぎなので小樽運河まで散歩。ここは修学旅行生と台湾人で溢れていた。ガス灯も工事中で点灯してい
ないし、ムードがない。とりあえず写真だけ撮ってメールしたり。ケータイのカメラでも結構綺麗に写るもんだ。

小樽運河の夜景

いちえに帰ってきて呑み会の前から談話。もう一人が帰ってこない。とりあえずほっといて話は弾む。
殆どがネットの話と他の宿の話だったが。もちろん麦の話は爆発だ。
麦で最悪極まる客・かまぴーがここにも来ていた事が判明した。オーナーさんも迷惑だった
そうで。大変な人物が来てしまって・・・かわいそう・・・

もう一人の人も10時前に帰ってきて、呑み会本格的に始動。気がつけば0時を回っていた。
明日3人ともフェリーで帰るので余り気にしない。拙者は新潟行き、一人は舞鶴行き、もう一人は苫小牧から名
古屋行きである。


19日目 小樽〜(フェリー)(7/16)
朝早く起きてしまった。睡眠障害になると相部屋は他人に迷惑が掛かるので気を使う。特に暇をつぶせないか
らだ。廊下でパソコン繋いで更新作業とネット。これしかやれる事が無い。

皆さんが起き始めて、荷物の片づけが出来るようになった。外に出ると・・・霧雨だった。
旭展望台に行きたかったのにぃ!写真撮りたかったのにぃ!
これでは写真は撮れない。恐らくガスの中に展望台がある状態だろう。旭展望台から写真とってメールした
かったのに残念である。

泊まったとほ宿・いちえ

撤収作業を薦めている間に、舞鶴行きに乗る人が出てしまった。見送り旗を準備している間に姿が見えなくなっ
て駐車場を探したが姿が見えない。潔く諦め。
オーナーさん見送りから戻ってきてからの話だと、誰も見送ってくれないと神戸の人は意気消沈だったらしい。
申し訳ない気持ちだが、旗取りに戻っている最中に姿が見えなくなってしまったから・・・

朝食を頼んでいなかったのだが、それでもヨーグルトとコーヒーを出してくれた。嬉しい気遣いです。
他の所ではありえないことです。朝から談話して気がつけば9時前。遅れるといけないので二人に見送られて
出発した。やはり曇りがひどいが、とりあえず行ってみたい旭展望台。約束の地だから。(最終兵器彼女か?)
展望台に着く前にガスで視界ゼロになったので引き上げるしかなかった。

小樽フェリーターミナルに来て乗船手続きをする。乗船開始までに時間が有ったので、ローソンに買い出し。
この近くにはセイコマが無いのが痛い。あの安さは味方なのになぁ。
乗船開始になったが、バイクは最後だった。天気悪いんだから最初に入れろと思う。
乗船後荷物は全部取り外される。東日本フェリーは括り付けたままで良いのに、面倒なことだ。
階段でエントランスに上がると、すっげえ豪華な造り。太平洋フェリーも豪華な造りだが、新造船だけにそれを上
回っていた。こんな良い船に乗れるのだったら幸せである。船室も良い所を占領できたし。

窓際でネットで実況中継をしている間に出航となった。小樽が離れて行く。北海道が離れて行く。
帰りたくないよぉ〜!暑い内地で仕事なんかしたくないよぉ〜

フェリーゆうかりから見た小樽市街地

お風呂が開放されるのは14時過ぎ。それまでは更新作業を進めるしかなかった。つまらねえ。船窓で神威岬や
島牧・奥尻などを見ながら航行。日が暮れたあたりがちょうど津軽海峡だった。姉妹船のすれ違いも見れたの
は良かった。が、明日の宿に白馬”はじめの一歩”に泊まりたかったのに休館だそう。
仕方なく長野市内で一番安いビジホに決定になる。まあ、テレビ独り占め出し、気兼ね要らないのが良いか。

フェリーで荷物広げて気づいた事。それはとほもFREEも持って来ていなかった。宿に泊まる気皆無だったよ
うだヨ、拙者。GOGOの付録だったYHガイドは持って来ているのにねぇ。


20日目 新潟〜寺泊〜出雲崎〜柏崎〜松之山〜飯山〜中野〜長野(7/17)
いつもの如くなのだが、入港が早すぎる新潟小樽航路。どちらに着くにしろ朝4時から下の甲板でガランガランと
五月蝿いので目が覚めてしまう。到着は5時半なのだからもう少し遅くても・・・
夏至は過ぎたと言えども、これからが夏本番なので夜が明けるのは早い。外を見たらもう明るくなっている。
接岸前に甲板に下ろしてくれるので新日本海フェリーはありがたい。これだけの良い船だからもう少し乗ってい
たいけど。道路事情などを考えるトラックがメインの運行ダイヤだから仕方ない。
結構乗っていたと思っていたが、荷物を全部載せ直している間に殆ど車は出てしまった。バイクの下船は結構
早かった。久しぶりの新潟港に下りる。

いつもなら一旦フェリーターミナルに入って、何となく休むところだが今日はそのまま国道に出た。
行く方向を全く考えていない。夕方までに長野市内に入れば良いだけなので、直行すれば4時間以内に着いて
しまう。こういう場合は大廻の寄り道だ。
市内に向かって走りながら海岸沿いに進む事にした。バイパスになっていない方のR116に入って、日本海側を
進む。途中で本当に海岸沿いを走るR402に移った。防風林が邪魔で海も見えなかったりするのがつまらないが。
北海道とあまり変わらないと思う気温の、7月中旬の内地新潟。考えてみれば朝6時から灼熱なのは東南アジ
アであって日本じゃない。そこそこ涼しくて当然だ。軽トラが邪魔ではあったけど、こちとら暇人のお遊びであちら
さんはお仕事。どっちが重要かって言ったら、やっぱ自分であったり。

海を見ながら海岸線沿いを進み寺泊に着いた。寺泊と言ったら海産物を安く売る市場で有名で、海産物を安く
食べさせてくれる食堂も有名。そんな訳で、ここを朝食ポイントに定める。ついでに佐渡に行こうかとも。
寺泊から佐渡までのフェリーも出ている。ターミナルに行ったら1日2便体制。これって奥尻と一緒ですか?
こちらの出航は8時半、現在時刻7時半。2時間待てば乗れるようだけど、船の始発は佐渡側のようで寺泊には
係留されていなかった。という事は出航が遅れる可能性大って事も有りうるし、そもそも自分自身のエネルギー
が尽きている上にバイクのガソリンもエンプティーランプが着いてきていた。もうヤバヤバ!
寺泊は市場も有るのに、朝は何故かやっていないので、自分自身の補給は後回しにして、バイクの方の補給を
と考えたが、結局スタンドは開いていなかったので、寺泊を堪能するのは次が有ったら次回という事にして、寺
泊を後にする。
・・・出てすぐにコンビニがあったので、自身のガス欠は免れた・・・

ここまで何がしたいのか自分にも判らなかったが、出雲崎に進路を取る。岩場の海岸線が続いて、奇岩等も
有る様なのだが・・・北海道の日本海側で見飽きちゃったよ。
本当に有り難味のない人生になってきたなぁ。日本にいると駄目になってくる。
出雲崎に入る直前に”歴史の道・北国街道”の文字が見えた。つまりは旧街道だな!
旧街道を通るのは旅人として捨てておけない。本当の入り口は通り過ぎてしまったが、途中から旧街道に入り
こむ事が出来た。
江戸時代の天領・出雲崎。天領と呼ばれた幕府直轄地の中で、一番片田舎な天領出雲崎。
なぜここが天領なのかという理由は、佐渡の金山から掘り出した金を陸揚げする港を置いたから・江戸に金を
運ぶ街道を付けたから、と言うだけでの理由で天領となった。
その江戸時代は片田舎のくせに大変栄えていたらしい。今では見る影もない。
そんな出雲崎の風景は街道に面した妻面の家屋だ。旧街道沿いに妻形家屋が並んでいる。
人通りも少なく、拙者がバイクでゆっくり走っていくと何故か地元のおっちゃん・おばちゃん達の注目を浴びる。
そんなに珍しいもんかなぁ?バイクで来る人って。百歩譲って荷物満載って事を除いても注目浴び過ぎ。
まるでアイドルかスターですね。
旧街道を通って暫くして国道に戻り、道の駅・天領の里出雲崎に立ち寄る。ここまで来てまだ道の駅かいと思
われそうだが、何となく寄ってしまうのだよ。駅と言う字がが付くと。

道の駅に入ると、内地では各地方ごとにスタンプラリーをやっている事を知った。で、北海道と大きく違うことは、
スタンプ帳を売るなー!無料で配れ!範囲が狭いんだから!
いくら100円と言っても、北海道より確実に駅数が少なくて魅力もない、北陸地方の道の駅。
たまに寄るのが関の山で、北海道みたいに熱心に回れるものじゃない。道も狭いし。
観光施設の資料館も外観からすると大した大きさでないので、中には入らずじまい。
そんなふうに、だらけていると1台のバイクが来ていた。そのライダーは拙者のフリーダムをかなりの時間を観察
していた。そんなにBMWのバイクが珍しいかなぁ?長野とか北海道にはゴロゴロ来ているのに。

もう一度道の駅にある観光案内図を見たりする。カウンターには北海道によくある小さいチラシが乗っていた。
近所にcafeがあるようだ。でも遠い感じなのでわざわざ行くのもメンドイ。
そして目に止まったのが、獄門台の文字。なんたって獄門台ですよ!獄門台
時代劇で、「市中引き回しの上打ち首(磔)獄門!」とお裁きでよく聞く獄門ですよ!
まあ、獄門とは処刑場ではなく、晒し首にする所を言うんですけどね。
じつは拙者、晒し首とか刑場とか大好きだったりします。何故かと言ったら、心霊スポットだからです。
処刑場だったところは必ずっていい程、心霊写真が撮れるんです。もう最高!
今は撤去されたそうですが、神奈川県にある箱根関所資料館には晒し首(獄門台)の写真が飾られてい
た上に、それが大量に恨み顔が浮かんでいたりしたんですよ。
小学生の頃、弟と喜んで見ていた過去が
ある位です。本当に最高、獄門台!さすが天領!今までの嫌〜な事が一気に吹き飛んじゃいます。

心ウキウキで、旧街道に出て獄門台に向かう。心晴れやか足取りは軽い。
ここまで楽しみなのは本当に数年ぶり。旧街道に出たところに、チラシのcafeが在った。こんなに近いとは。
獄門台の帰りに寄るのがベストですな。獄門台♪獄門台♪もうスキップ状態だった。

流石に所刑場だけ在って、町外れにある。処刑場が中心部にある町ってのは流石に嫌だな。
よく整備された処刑場跡。と言っても回りは田んぼだった。こんな所に米植えたら人面米とか出来そう。
獄門台の手前には地蔵堂があった。処刑場の定番ですね。
地元の人がお参りに来ているが、家内安全の御札が張っていった。関係無いと思うなー。
本格的に獄門に入ると、一気に体が重くなった。雰囲気が重いだけではない。
確実に纏わり憑かれた。それははっきり判った。取り憑かれた訳じゃないので簡単に解ける。
でも何体も何体も霊が寄って来るのがうっとうしい。道術の基礎を以て霊を排除する。
気を集中させたところで、見える見える!苦悶に満ちた霊が6体、悲しみに満ちた霊が2体、首が無く
徘徊している霊が3体。ふよふよ浮いている霊もいた。

獄門台・斬首場跡 獄門所全景
獄門所の説明です。供養際やっても供養されていません。

錬気と念だけでも除霊は可能だが、メンドクサイ。拙者に纏わりついてくる霊だけを駆除する。
久々に気を開放して除霊をした。手足に多少霊魂の残骸が残るが、あまり気にしてはいけない。
御札と線香を持って来れば良かったと思った。そんだけ霊がしつこくて多いのだ。
困った事に、この処刑場には獄門台モドキの台も作られていた。どうせ作るのなら、本来の大きさにすればいい
のに、半端な大きさで、肝試しにか使えない。
中途半端に霊感がある人は行かない方が良い心霊スポットだ。
まあ、想像以上に思う存分獄門台を堪能したので、獄門台を後にする。敷地から離れた途端に体に掛かる重さ
が失せた。本当に重苦しいところだった。

先程見かけたcafeを覗くと、オーナーさんが開店準備をしていた。聞いたら10時開店という事なので、道の駅に
戻ってバイクを回収してからまた来る事にした。
そして道の駅で海に突き出している橋を歩いてみる。夕日橋と名前の付いた展望橋は恋人とうんたらこーたらと
書かれていたので、拙者の居場所じゃないと思った。ここから佐渡が見えているのは良いけど。
ちょっとした悪戯を考えてそれを実行。へばり付いていた霊の残骸をここに貼り付けた。
何せ、悪霊の類の残骸である。どんな霊障が起きるのか判らないが、ここに結界陣の配置で霊の残骸を封じて
置いた。さてどうなる事やら。問題は拙者がすっかり忘れてうっかり行ったりしない様にしなくては。

夕日橋と奥に佐渡島 民家改装のcafe・星のまきば

開店時間になったので、先程のcafe・”星のまきば”にバイクで移動する。名称がまるで北海道釧路のYHの
ようだ。もちろん本日の一番乗り。民家改装なので、靴は脱いで上がるタイプ。それが暑い内地では足元が心
地良い。メニューを見てお勧め品の中からコーヒーと今日の自家製ケーキセットを注文。朝からケーキというのも
どうかと思ったが、糖分の補給は大事だ。コーヒーのセッティングを始めたマスターとノンビリ談笑。
元々出雲崎の人ではなく、柏崎の人だというマスター。出雲崎の雰囲気が気に入って移ってきたそうだ。
好きで移ってきただけあって、出雲崎に詳しい。出雲崎の歴史から獄門台についても。
出雲崎近郊のジモッティは、やはり肝試しをやっているらしい。そして出てきたコーヒーは美味しい。
僕は少々コーヒーには詳しくてね。ちょっと砂漠の虎と化してしまった。
黒砂糖のケーキも甘みが抑えられていて美味しかった。マスターも話し好きな方なので飽きがこない。
雰囲気は”ヨコハマ買い出し紀行”な感じだ。マスターがアルファさんに似ているとかじゃなくて、まったりと落
ち着く感じがだ。まったりと1時間半ほどしてそろそろ次に向かうことにした。

星のまきばのマスターから聞いてきた温泉に寄ってみる。元は山から湧き出た食塩泉の鉱泉らしいが、敷地内
から吹き出る天然ガスで沸かしている変わった温泉で、ここの女将が出掛けていたら入れないらしい。
今回寄ってみたらものの見事に閉まっていた。女将さんは出掛けているらしいので、次回の楽しみにする。

冗談抜きにガソリンが危険状態なので、海岸線を走る事を止めて内陸の角栄道路に入り、給油する。
さすがに此処まで来ると特に寄りたい所は無いので、山間部に入って長野入りする事にした。
白馬に行くのなら糸魚川まで海岸線沿いを行くところだったけど。

柏崎から進路を内陸の松之山温泉郷に向ける。この辺りの国道はおよそ国道とは思えない道だらけなので、
迷ってしまうこと請け合いのアドベンチャーロードだ。その分取り締まりなんかやっていないのでGood!
あまり天気がよくないので、温泉はしごをする気も無い。北海道の様に無料露天風呂はしごをするには距離が
遠すぎる。道の駅や温泉地に寄るだけで、温泉には入らず眺めるだけという、自分自身でも訳解らない行動に
出てみた。1ヶ所だけ温泉に入ってみたが、此処に入るくらいなら松之山温泉に入ったほうが良かったなと思っ
た。しかし、この辺りの温泉入浴料は安い。北海道でも軒並み500円と言うところが増えているのに、この辺りは
400円。長野だったら500〜700円。山梨が1000円もする。山梨価格と比べたら、それでも充分かもしれない。

山間部を抜けて津南に出る。ここから長野県の秋山郷に行けるが、さすがに距離が長いので今回はパス。
同じ道の往復しか出来ないし。そのまま飯山方面に向かう。
飯山付近から山間部を抜ける国道に乗り、山越え。飯山・中野経由でそのまま長野市に出られるのだけど、
何となく山間部の方が近いような気がした。・・・結果、道が細いため渋滞になるわ、中野で合流しているわで
意味が全く無かった。逆に遠回りと山越えで無駄にガソリンを多く消費しただけとも言う。

長野市内に無事に到着し、ネットで予約したビジホに17時前にチェックインした。
長野市内だからAir-H”は確実に使えるし、買い物にも便利。テレビも自由だし。・・・こう書くとまるで文明から程
遠い生活をしていたような気がした。


21日目 長野〜戸隠〜鬼無里〜白馬〜塩尻〜諏訪(7/18)
天気はあまりよく無いらしい。まあ、今日は諏訪の派遣事務所に行くだけなのでどうでも良いか。
あまり早く出ても意味を成さないので、寄り道ルートを考えつつ、テレビを見ていたら、日テレの
”ズームインSuper”で先日入ったばかりの北海道・平田内温泉・熊の湯が紹介されていた。うーむ、もう少し
早く来てくれてたら、全国にまた馬鹿面晒せたのに。

ホテルをチェックアウトして、善光寺へ。何回も長野市に来ているのに、メインの善光寺には来た事が無かった。
観光がてら寄って見たが、まあ、お寺さんだわな・・・東京浅草の浅草寺とあまり変わらない気がする。
しかもやっぱりお寺さんだし。
今度は戸隠に向かってみた。戸隠バードラインを走ってみたかっただけなのだが、ついでに蕎麦と戸隠神社に
寄るつもりで半分観光モード。戸隠は長野市内と比べたら標高が高い分涼しい。
そしてまだ早かった分だけ蕎麦屋はまだ開店していなかった。仕方ないので戸隠神社中社に寄ってみる。
・・・さいて〜!神社に付き物の人達が居ないじゃない!善光寺には居なくて当然だったが神社に居ないとは!
それが目的で神社に来たのにぃ!つまらない戸隠神社訪問になったので、今度は白馬に抜けていく。

白馬に寄った所で行くところが無い事に気づいた。八方尾根ってどういう所なのか知らなかったので、チョッと
行って見る。元よりスキー場と登山しか無さそうな所なので、今日の午後から仕事の話がある拙者には無縁。
八方尾根までは行かなかったが、八方温泉を見つけて入浴しようとしたが、開店時間が遅いので入浴は断念。

八方温泉バスターミナル近くの足湯

その代わり手前に足湯があったのでここで八方温泉を知る事にした。かなり気温が高いのに、足湯をすると気
持ち良くなるのは何故だろう?足湯に浸かって足を洗い、気分転換を図って南下を開始する。
昼食を考えると、山形村で蕎麦といきたい。この時期の蕎麦はかなり味が悪くなっているが、この夏蕎麦と秋の
新蕎麦を食べ比べるというのもこれまた一興かと思った。

という訳で山形村を目指してGo!・・・渋滞に阻まれて上手くいかなかった。距離は大した事が無いはずなのに、
基準を北海道や新潟の道と一緒にしてしまったのが失敗の元。高速道路を使わないと予定通りにはいかない
のが甲信越地方の悲しい罠だ。
結局アルプスサラダ街道を走っても、交通量が多いために速度を上げられない上に、バイクというものを見
下して危険走行をして来る長野県民車
に邪魔され、山形村に辿り着く前にタイムリミットとなってしまっ
た。本当に長野の人間ってバイクを馬鹿にしている。免許取る時や更新時にちゃんと原チャリ講習でも良いから
2輪の実車講習やれよ長野県警!

松本〜塩尻間は渋滞街道なので、勝手知ったる裏道で塩尻市街地までをスルーして諏訪に向かう。
道路状況がかなり改善されていたのも塩尻峠までで、諏訪盆地に入ると相変わらずの状態だった。
そして上諏訪駅裏の派遣会社に到着。

これで今回の旅は終了した。諏訪で始まる仕事を考えるとかったるいけど、バイクのローンやその先を考えると
働かなくっちゃぁ!まあ周りは山だらけだし、ビーナスラインも無料化されたので、暇つぶしには事欠かないわな。


ツーリングレポート2003年7月号 完。